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あまくさ (海上自衛隊) ひうち型多用途支援艦

2012-11-02 08:11:45 | 艦艇(自衛隊・保安庁・その他)
あまくさ( AMS-4303)は 、海上自衛隊の多用途支援艦。ひうち型多用途支援艦の3番艦。艦名は天草灘に由来しています。
 
「あまくさ」は、中期防衛力整備計画に基づく平成13年度計画980トン型多用途支援艦4303号艦として、ユニバーサル造船京浜事業所で建造され、2002年12月3日起工、2003年8月6日進水、2004年3月16日に就役の後に佐世保地方隊に配属されました。
2009年9月20日から9月24日までの間、平成21年台風第8号の影響により発生した漂流木回収のため、鹿児島県種子島西方の馬毛島南方海域に災害派遣されています。
 
ひうち型多用途支援艦(JMSDF AMS HIUCHI class)は海上自衛隊が各種用途に使用している艦。
各種射撃訓練の支援の他、消火・救難・離島に対する災害派遣など多目的に使用するために建造されました。81号型特務艇の後継となる艦であり、1番艦・ひうちは2001年に起工、2002年に就役しています。
艦体は後部甲板が一段低いものとなっており、構造物もなくスペースがとられています。射撃訓練支援の場合は、ここに自走式水上標的(通称バラクーダ)や曳航式水上標的を搭載し作業を行います。動けなくなった僚艦を曳航することもあることから、機関出力は5,000馬力と強力になっており、ましゅう型補給艦を本艦一隻で曳航することが可能です。
艦の中央に大型の煙突を一本備えており、艦橋構造物とは独立しています。
3番艦のすおうまでは武装を有しておらず、放水銃が艦橋上にあるのみですが、4・5番艦の「げんかい」と「えんしゅう」は警備上の理由から12.7mm機関銃用の銃架を艦橋上左右舷に追加装備しています。
ただし、海自では12.7mm機関銃は武装ではなく搭載火器扱いとなるために表記はされていません。その他に、げんかいとえんしゅうは潜水艦の訓練支援も念頭に置いて水中通話機を、また、外洋での活動を考慮して減揺タンクを装備するなど、3番艦までと比べてある程度の改良が施されています。
機関は「ひうち」、「げんかい」、「えんしゅう」が新潟原動機6MG28HXディーゼルを、「すおう」と「あまくさ」はダイハツ6DKM28ディーゼルを採用しています。
各艦の名前は、灘の名前に由来しています(燧灘、周防灘、天草灘、玄界灘、遠州灘)。
 
あまくさ    
艦種多用途支援艦
艦級ひうち型
排水量基準 980トン
満載 1,400トン
全長65.0m
全幅12.0m
吃水3.5m
機関ディーゼル推進、2軸推進
* ダイハツ工業6DKM28 ディーゼル・エンジン × 2基
機関出力5,000PS
速力15ノット
乗員40名
兵装
レーダーOPS-20航海
その他* 消防装置一式
* 艦艇曳航装置一式
* 自走式水上標的・管制装置一式
* 魚雷回収装置一式
艦載艇6.3メートル級複合型作業艇1隻
7.9m内火艇1隻
バラクーダ自走式水上標的2隻

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