陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

2023年の年賀状考

2022-12-24 | 自然・暮らし・天候・行事

毎年同じテーマで雑記の記事を書く。
そのひとつが年賀状。毎年の状況を記録し、振り返るために、です。

昨年はお世話になった方が多くて、かなり張り切って、市販のデザイン性の高い賀状を使用。──ところが、今年は資材の高騰もあってか、かなりの割高。下手すると一枚あたり150円はします。とてもではないが、手が出せない。

しかたなく、郵便局での絵柄入りを購入。しかも、ぐずぐずしていて、12月になってから。
しかし、困ったのは新年の挨拶などが印字されていないこと。インクも買い足してプリンタで刷るかと思いきや、最近、プリンタの調子がよくない。色むらが出たりします。なので、買いおきしたはいいが、作成する気が起きない。

いっそ、失礼を承知で今年から出さないことに決め込むか?
いやいや、今年、契約いただいた方もいようし、お歳暮をくださる大口の取引先もある。近況を報告したい相手もいます。

郵便局での賀状、いっそ下取りに出して、切手などと交換(手数料を払えば交換してくれるらしい)。
枚数を厳選して、コンビニで柄物の賀状を買い直すか、などと懸念したあげく。

けっきょく、最終的には、手書きですべて済ますことに。
文面もシンプルで、取引先が似た業種ならば、文面使いまわし。それで十数枚ほどが二時間で完成。住所録はパソコンを開かずに、名刺フォルダを見ながら。

いつものプリンタで印字しても時間は変わらないわけです。
文面を登録したり、レイアウトをいじったりしたり、用紙のズレを修正したり。また、一括出力でなく、一件ずつ画面を確認しながら印刷するので、よけいに時間がかかります。

手書きで書くと時間がかかりますし、手が痛くなります。
けれど、実質、パソコン版と手間がかわらない。いや、むしろ、インク代だの、インクの交換やら用紙サイズの設定変更やらのめんどくさい手順を抜きにしたら、早い方なのでは?

たしかに、字があまり整ってはいない。
けれど、賀状って、そんなにじっくり眺めたりはしないもの、ですよね? ならば、ちょっとばかし、雑に書いたってよいのでは? 相手によったら、何十枚も何百枚も届いていたりするわけですから。

そう思い切って、手書きの手抜きでさっさと、このクリスマスイブの午前に投函。
なんと、12月25日までに出さないと、元旦に間に合わないそうです。ああ、よかった。

年賀状の作成で悩んでこの土日が潰れてしまうと憂うつでしたが。
おかげさまで時間に余裕ができたので、空き家の管理やら、年内最後の神社お参りやらを予定通りにできそうです。

ひさびさにアナログ賀状をつくりましたが、あんがい気負わずにやればできるもの。
賀状作成は、以前、士業事務所に勤めたときに、責任者が文面の校正を怠ったせいで500枚ぐらい刷り直しになり、3時間もサービス残業したこともあって、パソコンで印刷するのに恐怖感があるんですよね。

いっそ、毎年使い回しできる文面とか、自分の住所とか、ハンコを使えばいいんじゃないか、と思ってみたり。ものすごく昭和でアナログだけれども。

迷ったら、もう手順にこだわらずに、さっさと仕上げるに限る。
完璧で美しいものを目指してはいけない。これは会社で働くうちに学んだことです。個人事業専業でしたら、いくらでも時間があったから、好きなだけこだわることができたことも、今は無駄な作業は省かないと、ノルマが片付かない。

ついでに、昨年出したけども、その後、イザコザがあった相手はもうリストから外しました。
年賀状の発売枚数が少なくなるのも、お付き合いを減らそうとする人が多いんでしょうね。別に私も返礼が欲しくて出しているわけではないのですが、直接電話をするより、賀状でさりげなく知らせた方がいいこともありますので。

勤め先では年末進行で、年内最後の給与計算、賞与計算、さらに年末調整作業。
締め日が続々と到来する仕入先への支払い確認や、得意先への請求書発行などに追われています。年末年始は稼働日数が少ないですから、一日一日の負荷が大きくてかなりキツイです。

年内の営業時間を電話でといあわせがあったり、不要な勧誘や広報営業のアナウンスがあったり。そのうえ、この寒波で事務所内はかなり冷え込み、体調を崩しがち。先週のうちに、自家製ぷちぷちカーテンを作成しましたが、それでも自宅内がかなり寒い!!

しかし、あと数日すれば冬休みに突入するので、それだけを楽しみに。
クリスマスなのに、聖夜を楽しむ余裕もなく、ケーキも不健康だから控え、年明けすぐの予定のチェックをもしなくては──と気ぜわしい毎日ですね。


(2022/12/24)







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