陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

仕事の反省点と改善点を考えてみよう

2021-12-09 | 仕事・雇用・会社・労働衛生

仕事ができないポンコツ扱いされつづけた氷河期世代新人が書き残す、へっぽこ業務日誌です。
いつもいつも職場の愚痴になってしまいがちですが。
今回は、今後に活かせそうなことを書くことにします。

Excel弱者の私は、苦手を克服するために、普段からExcelでメモ書きを残したり、経費管理をするようになりました。不思議なもので日常に使っていれば愛着も湧きます。意外にもWordより使い勝手がいいことに驚きます。

ここ最近、活用しているのは業務上の備忘録として、あるいは人生の記録としてですね。
現在の就業先での、週末ごとに、反省点と改善点とを書き連ねています。

以前はノートに書いていましたが、書き損じが多くて書き直しの時間がもったいない。
それとデータにすればコピーして、あちこちに貼れるからです。
業務ノートも、ExcelかWordに起こして清書しています。あまりに自筆の字が読みづらいからです。色付けしたり、強調文字にしたりして見やすくできるのもいいですね。

業務上で落ち込むことがあれば、ここに入力していけばいい。
反省点と改善点とを比較表にして、達成度を残していけば自分の成長具合がわかります。

他人のせいにしていた問題も、自分がやり方を変えれば解決可能なことに気づいてしまい、ストレスが多少なりとも減りましたね。
たとえば、ある人から持ってこられた書類の分類が間違っていたけれども、それはその人の記憶に頼っているから。目上の人が間違っているなんて言い出せず、こちらは黙ってその人が消えた後に泣く泣くサービス残業で修正せねばなりません。余計なことしてくれやがってと毒づきながらも。しかし、データ化して誰もが見やすい一覧にして、配布すれば特定個人の能力や記憶に依存することなく、誰でもその仕事ができるようになりますよね。

そもそも暗記に頼るのが間違いなのです。
日本書紀を一字一句違えず覚えていた稗田阿礼みたいな人は、このデジタル時代には必要ありませんし。大量の情報を誰でも活用して処理できるようになるわけです。そうすれば、社内の特定の人だけ知っている、あの人に聞かないとわからないといった、無駄無駄しいヒエラルキーを壊すこともできますよね。その会社で長年いた人しかわからないような知識の習得に時間を費やすのは、転職経験の多い私からしたら必要のない労力です。そんなことでマウント取るなよ、クソじじい、クソばばあが!と言ってやりたい。

また、データにすれば手書きメモを減らすことができるので、あとでゴミ箱へポイしたりする手間もなく、机まわりも不要な書類であふれかえることがありません。
私は自宅でも朝、PCを起動してまずメールチェックするのが日課になっていますが。メモ帳パッドになんでも放り込んで、備忘録代わりにしています。スマホがもっと活用できればいいんですけどね。

なおこれは、資格試験や大学高校受験の学習振り返りでも効果的かもしれません。
私は学生時代からExcelが苦手でしたが、若い皆さんは積極的に習得していってほしいものです。
中年になると、反省はしてみるけれど、改善も思いつくけれども、完全に実行できないことが多いんですよね。

ちなみに、この理論は、俗にいうPDCAサイクルですね。
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)の、有名なあの業務メソッドです。
私は計画するけれど計画どまり、手を付けるが再評価して改善するのが苦手でした。やったら、やりっぱなし、重いつきのみで満足してしまうケースが多いわけです。それに気づけたのが、まず大きな一歩だったというべきかもしれませんね…。反省なくして前進なし。

休日まで、アフターまで仕事のことを考えるとノイローゼになります。けれど、日曜日の夜にはすでに仕事モードに切り替えて、事前準備を怠らないようにしましょう。嫌なことをひきずらないためにも、反省と改善をくりかえすのがいいのです。


(2020/09/06)




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