陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

今の今ではすこぶる最適なオフの過ごしかた

2019-09-28 | 仕事・雇用・会社・労働衛生

お彼岸入り、九月の三連休いかがでしたでしょうか。
あいにくその前週同様、台風に見舞われた列島各地。ご当地はとくに被害なく、昨年からの風水害に備えた危険物撤去の工事も9割がた終わり、懸念はありません。やや心残りはあるけれど。

若い頃、春や秋の連休時はどこかに出かけてレポートするか、さては宵っ張りで本を読んだり、記事を書いたり、ネットサーフィンしたり。とにかく仕事オフの反動で好きなことし放題でした。資格試験もそうですが、子どもの頃からテストは前日徹夜ぶっつけ本番で乗り切ることが多かったです。これではカラダが持ちません。

しかし、休日全てをストレス解消の楽しみめいたスケジュールで埋めてしまうと大変です。
旅行に行ったはいいが、お土産やゴミ、かばんの中身の整理がほったらかし。現実逃避で本屋や図書館、ショップに行ったはいいが、無駄買い、無駄読みで時間を浪費してしまう。これまでの休日をふりかえるとこのパターンでした。疲れて休日昼過ぎまで寝だめしてしまい、なんだかもったいない休日を消費してしまう。思いつきで行動してしまうために、ありがちな時間の空費です。けっきょく、家に増えた荷物の処理でまた時間を食われてしまい、本来の断捨離ができていませんでした。

今回も3連休ありましたが、初日は午前中に仕事ノートまとめ、個人事業場の帳簿記帳。午後はお墓参りと別自治体の空き家の荷物片づけ。中日は洗濯、料理、資格の勉強。そして最終日は、ほぼ在宅でした。ちょこちょこ掃除をしたりすれば、空間を広くしておけばストレスがたまらないのです。

このブログはじめた当初、休日ほぼ一日中ブログ記事書いたり、アニメや映画見たり、あちこち買い物出かけたり、そんなことの繰り返しでした。
そもそも、資格の勉強ですら、気分が乗ったときは長丁場で好きなだけやりがちです。ほんとうは毎日すこしずつ、いろんなことを並行してやっていたほうがいいのです。マルチタスク処理能力が身につきません。

連休があるとすると、最終日はかならず午後から仕事モードへ切り替えます。
一週間分のワイシャツを用意したり、持ちモノをチェックしたり、業務ノートのおさらいをします。そしてすこしだけ余裕があったら、昔好きだったライトノベルか漫画を一冊だけ読みます。けっして深くのめり込まないように。

これまでの職歴をふりかえると、休日や夜寝る前に仕事での嫌なことを思い返しては、何度も反芻して、休日にもひきずり、会社に行きたくないという気持ちをくすぶらせていました。
もちろん仕事内容や職場の人間関係なども悪影響あるでしょうが、多くは、自分のオフの日の過ごしかたに問題があったのかもしれません。

お休みの日に気うつになるような暗いニュースや刺激的なテレビ番組は、極力避けるようにしています。
最近、時間があれば読み返しているのは『マリア様がみてる』ですね。
すでにキャラの性格や設定を知っているから頭を使わなくてすむし、こっそり笑える話もあるので負担がかからずにいいです。あいにくレヴューする時間がないのが残念ですが。主人公の祐巳が、憧れの先輩の祥子の弱点をうまく補って上手につきあっていくところなんかは、無器用な上司を操作する部下の処世術めいていまして、新しい発見があります。1時間ほどで一冊終えるのでリフレッシュに最適。考察しだしたりして引きずらないのもいいですね。

夜寝る前には手帳を見直して一日の過ごし方の反省をします。
やり残したことをいつまでに終えたいか、新たな課題が増えたらどこで時間を生むか、家族と調整してどうやっていくか。生活時間を含めると自由になる時間は少ないものです。

平常心を保つため、自律神経を乱さないためにも、夜更かしや暴飲暴食、無理なスケジュール消化はやめて、平日とほぼ同じ生活リズムを維持すること。週明けのスタートを順調に切るために必要な手順ですね。




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