こんばんは。笠原です。
本日は、寄居町商工会工業部会「県外視察研修会」の話題です。
寄居町商工会工業部会では、去る3月2日(水)県外視察研修会を実施いたしました。
その様子を画像を中心にご報告致します。
まず最初に訪れたのは、工場数が約4300件、うち従業者9人以下の企業が約82%を占める“中小零細企業のまち”大田区の(財)大田区産業振興協会へ海外展開支援を中心とした中小企業支援について研修を行いました。
大田区では、工場の数は年々減少傾向にあり後継者不足や海外や地方への生産拠点の移転などさまざまな問題を抱える中、技術革新や経営革新の支援、販路開拓支援、人材育成などかなり積極的な支援をしておりその支援内容について研修し、支援機関として今後の支援のヒントとなるかなり具体的な視察ができました。
続いて、東京の新ランドマークとなる「東京ゲートブリッジ(東京湾臨海大橋)」の建設現場の視察を行いました。
東京ゲートブリッジ(東京湾臨海大橋)は、東京湾の中央防波堤外側埋立地から海を渡り、若洲までを約4.6㎞の区間を結ぶ橋です。2011年開通予定です。
東京湾臨海大橋は、羽田空港に近接しているため高さ制限があり、また桁下は船舶航路を確保するため、トラス橋を採用しており、海をまたぐ長さは横浜ベイブリッジの約2倍(1618m)で、使用する鉄骨の量(約二万t)は東京タワーの5倍だそうです。
この東京湾臨海道路を利用すると、中央防波堤外側埋立地と新木場間が4割短縮され、物流の円滑と道路混雑が緩和されその経済効果は、年間300億円程度と予測されているそうです。
現在放映中のレクサスCT200hのCMの後半部分で使われている橋です。※橋は現在まだ工事中のためCMはCGによるものだと思います。
レクサスCT200hのCMはこちら→ http://lexus-ct200h.jp/CTTV/#/cm/
最後に、国内外で新エネルギーへの注目が高まり続ける中、東京ビックサイトで開催された「新エネルギーWeek2011」の視察を行いました。
新エネルギーWeek2011は、新エネルギー産業(太陽光発電・燃料電池・二次電池・スマートグリット)・環境住宅・エコ建築・新エネルギー向け試作・量産加工技術など今後注目されている分野の最先端技術や製品が一堂に出展する世界最大級の展示会となります。
その新エネルギーWeek2011の新エネルギー向け量産・試作加工技術展には、当会の会員である、アルミ軽合金鋳造業で独自の技術で開発したアルミ鋳造の新工法「ハイブリット鋳造」等の技術を持つ㈱北陸軽金属工業さんと企画からデザイン、製作まで自社で一貫製作を行っており、特に最先端素材として注目されているCFRP(カーボン)の成形を得意とする㈱アールディエスさんが出展しました。
出展企業のHPはこちら → 「㈱アールディエス」 「㈱北陸軽金属工業」
【番外編】
昼食は、美味しいものは地元に聞くべし!ということで、東京商工会議所大田支部様よりご紹介頂いた大田区の江戸前天丼の名店「食通ゆたか」さんでメニューにない名物の穴子天丼+海老天の特注天丼を食しました。
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