GitHub Copilotは既に皆さんWindowsやLinuxなどの開発環境で使われているのでご存じだと思います。Macの開発環境であるXCodeで使うことのできるGitHub Copilot for Xcodeが正式にリリースされているので、試してみました。導入する手順を中心にご紹介させていただきます。
利用条件は現時点では下記のようになっています。
- macOS 12 以上
- Xcode 8 以上
- GitHub Copilot サブスクリプション
まだの方はこちらでhttps://github.com/features/copilot
「GitHub Copilot for Xcode」を「アプリケーション」にドラッグします。アプリケーションに「GitHub Copilot for Xcode」アイコンが追加されます。

それでは起動してみます。「GitHub Copilot for Xcode」アイコンをダブルクリックして、GitHub Copilot for Xcodeを起動します。
下記のような確認画面が開くので、問題無ければ「開く」をクリックします。

次に下記の「アクセシビリティアクセス」画面が開きます。指示に従って「システム設定」ボタンをクリックしてシステム設定を開きます。

アクセシビリティの設定で「GitHub Copilot for Xcode Extension」をONにします。

「GitHub Copilot for Xcode Extension」が起動します。

次に「Xcode Source Editor Extension Permission」という設定を手動で有効にする必要があります。 「GitHub Copilot for Xcode 」アプリケーションのメニューで[GitHub Copilot for Xcode]-[Settings]を実行します。

下記画面が表示されるので、「Extension Permission」をクリックします。

下記の画面が表示されます。

「GitHub Copilot for Xcode」をONにします。

以上で「Xcode Source Editor Extension Permission」設定が有効になりました。
次にGitHub Copilot for XcodeでGitHubにログインします。
「GitHub Copilot for Xcode 」アプリケーションのメニューで[GitHub Copilot for Xcode]-[Settings]を実行します。

「Log in to GitHub」をクリックします。下図のような画面が表示されるので、「Copy Code and Open」をクリックすると、表示されているコード(下記では「099D-BD7D」)がクリップボードにコピーされ、GitHubアカウントとGitHub Copilot for Xcodeを連携設定するためのページが開きます。

GitHubアカウントとGitHub Copilot for Xcodeを連携設定するためのページとして下図のようなページがブラウザで表示されるはずです。「Continue」をクリックします。

下記画面が表示されるのでcommand+Vキーを押下して、クリップボードにコピーされたコードを貼り付けます。

下記が貼り付けた画面です。

下記画面が表示されれば、連携は完了です。

それでは、Xcodeで実際にGitHub Copilot for Xcodeを使ってみたいと思います。
Xcodeを起動します。この時「GitHub Copilot for Xcode」アプリケーションも起動されていることを確認してください。
では、GitHub Copilot for Xcodeのチャットを使ってみます。Xcodeのメニューから[Editor]-[GitHub Copilot]-[Open Chat]メニューを実行します。

メニューを実行したら「GitHub Copilot for Xcode」アプリケーションに切り替えます。「GitHub Copilot for Xcode」アプリケーションで下記のようにチャット画面が表示されていたら成功です!
