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ピート・ブティジェッジ民主党大統領選正式立候補表明に思うこと

2019年04月15日 | 日記

CNNでタイガー・ウッズ、マスターズ優勝、13年ぶりのカムバックのニュース。

サウスベンド市長ピート・ブティジェッジ氏の立候補正式表明のテレビ中継。
行ったり来たりである。両方とも見逃せないビッグニュースというわけか。
簡単な紹介はロイターの記事ここをどうぞ。

思いつくままの感想。オバマの1回目の立候補のときから10年以上経過。当時は
ヒラリーが相手の一騎打ち。興奮したものだ。
今回は20名近くの大混戦だ。

オバマにもストーリーがあった。ブティジェッジは呼びにくいのでみんなに倣って
ピートと呼ぼう。
いろいろストーリーはあるけれど、大統領選立候補に関して決定的だったのは、
やはり同性愛者だと公表し、同性結婚したことと見た。

立候補の理由として新しい時代(ERA)を開く、
そのために3つの目標を掲げていた。
(おおよその内容を理解する程度の聴き取り力なのでご了承を)

FREEDOM、SECURITY、DEMOCRACYであった。
自由というのは、伝統的には権力からの自由をいうのであるが、彼の場合はそうではない。
明確に断っていた。むしろ、普通の人がイメージする自由を意味するようだ。
つまり選択の自由である。職業選択の自由の意味の自由である。
自分の人生は自分の好きなようにできる、そういう社会にしたいということのようだ。
だから、女性についても従来であれば男女平等の概念で説明したが、彼は、男女とも
自由だという言い方をしていたと思う。
そういう風に個人が自由に生きる、たとえば勤めを辞めて小さなビジネスを始めること
が出来るためには、医療保険については個人単位であるべきだという。
これがセキュリティの例である。
病気になった場合の保障がなければ自由な人生など送れないというわけだ。
そして、それができるのはデモクラシー民主主義の社会だ。
というような三段論法的展開だったと思う。
その中に、同性婚ができるのは、最高裁の9人のうち一人のおかげだなどと冗談ぽく
話していた。(ということは5対4で同性婚合法が認められたということだ。
そういえば、カバノー氏の最高裁判事の議会での承認手続きで、そんなことが争点に
なっていたことを思い出す。カバノー氏の1票で逆転するかもしれないのだ。)

詳細は徐々に明らかにされると思うが、自由にいきるためには、医療の保障だけでなく
生活の保障が必要なように思う。
彼はミレニアム層の代表だが、今の若者はそういう生き方ができるのだろうか。
社会が豊かになったのだろうか。価値観が変わったのだろうか。
トランプの支持層(仕事が欲しい)とはおおよそ異なるようだ。
そういえば、彼はノルウェー語が堪能という。ノルウェー語の本を読む必要があって
学んだという。とするとノルウェー型の民主主義(社会主義)を考えているのだろうか。
ノルウェーの社会保障・民主主義は転換期にあるという。
ひょっとして、このあたりが、若者層にどのように受け止められるかかもしれない。
それにより、旋風がおこるかどうか?
民主党は左傾化しているというが、ピート氏の場合はかなり左傾かもしれない。
好きな生き方をするという点では、AOCはじめ民主党の新議員が既に実践済みかもしれない。
勿論ピート氏もそうだが。ピート氏の場合、同性婚がラストストローだったようだ。

確かに、新時代のようだ。そういえば一時期日本でも新人類という言葉が流行ったことがある。

歳をとり過ぎたのかもしれない。どう評価していいかわからない。
様子をみるしかない。

ピート氏の夫はこういう人。ソーシャルメディアで人気者とのこと。わかる気がする。
誰にでも好かれそう。ピート氏にとっては財産か?

  

真面目な疑問として、男女の場合は男が夫、女が妻と決まっている。
同性同士の場合はどうなるのだろうか。
ピート夫妻の写真をみるとピート氏が夫、相手が妻でちっともおかしくないように感じる。
とすると、そもそも男と女=妻と夫というわけでもないのかもと感じたりしている。

想像もできない時代に突入しつつあるのだろうか?

カリスマ性が気になるが、フランスのマクロン大統領タイプか?
いずれにしても、カリスマ性のある候補はいないようなので、そのこと自体民主党候補と
しては問題ないのかも。オルーク候補はちょっとわからないが。

 

キーワード

ピート・ブティジェッジ 米民主党予備選 米大統領選 同性婚 

 


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