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トランプかヒラリーか、アメリカの選択は?

2016年11月08日 | 日記
ヒラリーが投票締切直後にハドソン川で予定していた花火打ち上げを取りやめたという。ここ
恐らく何かを感じ取っているからであろう。

今日の産経新聞の一面である。


違和感がある。
ヒラリーは安定ではない。完全に腐敗している。クリントン財団、イーメル、そして何よりも健康問題に現れている。ヒラリーほど危険なことはない。
自分の個人的な利益のためなら何をするか予測がつかない。これほど危険なことはない。
ドナルドは未知?
そうでもないと思う。オバマは「ホープ」と言われたが、実際は全くの未知数だった。政治の世界にはいたが、実績は何もなかった。
トランプは違う。
実業の世界で実績を上げている。人はどの世界に行くにしてもやり方は変わらないものだからだ。

この春のコーカサスの旅での経験は両者の違いを如実に示すものだ。
アゼルバイジャンではトランプタワーを見た。こんなところにも・・・と驚いた。

ヒラリーはというと、ファーストレディーとして訪問したジョージアで、
ジョージア産ワインが気に入り、ホワイトハウスに送ったというエピソードだった。
これこそ両者の違いの象徴だ。

ヒラリーになると初めての女性大統領だという。歴史をつくるという。外から見ると歴史的で興奮するとか、凄いことではない。
英国じゃ女性首相は二人目だ。ドイツはメルケルだし、ちっとも代り映えしない。年増の女が3人になるだけだ。

トランプだといかにもアメリカ的だ。
トランプの母はスコットランドからの移民だ。トランプの現夫人はセルビアからの移民だ。ものすごい訛りのある英語である。
移民の国、アメリカの象徴だ。アメリカンドリームである。
オバマは初めての黒人の大統領としてインパクトがあったが、それに近いインパクトだ。
オバマ夫人の英語は黒人英語のように思う。メラニア夫人の英語はセルビア英語だ。
オバマ夫妻はエリートカップルだ。そういう意味では、従来型の出世パターンである。
メラニアはいわゆる?モデル出身だ。トランプといい、新しいタイプのパワフルカップルだ。
いかにも今風だ(世界の王室の夫人たちを見ればわかる)
ヒラリーでは老夫婦だが、トランプ夫人は若いし、ファッションセンスも今風でアメリカに相応しい。

そのトランプが移民制限とは皮肉なものだ。
今の移民というか難民受け入れというかは少々行き過ぎだ。そのツケが混乱を招いているともいえる。
トランプは現実的な発想をしているだけだ。
いわゆる「POLITICAL CORRECTNESS」ではないので、発言には勇気がいる。
現実の世界で夢を実現するのは、現実的な面も不可欠だ。妥協のようなものとか、生活の知恵的なものも必要だろう。
オマバは夢を語ることは出来たが、現実的なものを持っていなかった。妥協の仕方も知らなかった。
だから一方的に非難するだけだった。
何たってアメリカの大統領なので、言いたい放題ができるのである。
その結果が今の対立する政治情勢だ。対内的にも対外的にもである。相手を挑発すれば、同じかそれ以上の反発で返ってくるものだ。
(オバマには失望だ。ヒラリー同様腐敗している。民主党の体質?クリントンの影響?)
ヒラリーは州知事夫人、ファーストレディーから経歴をスタートさせた。上から目線である。裏で策略を講ずるだけだった。
現場で、対等な立場の者や或はより力のある者と命を懸けて戦った経験がない。
また、もともと成り上がりなので、真のエリートなら持っているはずの倫理観が全くない。
ということで、今の底なしの腐敗を齎すことになったのだ。

ヒラリーは危険である。トランプは現実的だというのが私の考えだ。

トランプは、選挙運動ではなく、「MOVEMENT」だというが、その通りだと思う。
身内の共和党からも総スカンにもかかわらず孤立無援でここまで来たというのは、
国民をインスパイアするものがあったということだろう。
アメリカのメインストーリートのメディアは完全にヒラリーなので報道されないようだが、
トランプのラリーはいつももの凄い人出なのである。その一つ。

オバマの場合もそうだった。違いはオバマはすごく雄弁だったことだ。オバマにはそれしかなかったが。
また、アメリかという大きな(いろんな意味で)国でここまでやってこられる人物は怪物であるに違いない。

今は次のスタートに向けて行き過ぎを是正する時期である。さらなる夢があるからこそ、
そして実現する必要があるからこそ足元を固める必要がある。トランプの立場である。
実現すべき夢がないから同じことオバマの継承を主張するのだ、ともいえる。
大統領になりたいだけのヒラリーである。

アメリカ国民はどういう選択をするのだろうか。

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