フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンの話題や自分自身の体験、自分自身が興味を持った事などを書いています。

ドゥテルテ大統領は新年度予算に署名

2020-01-07 17:45:59 | フィリピンの政治
こんばんは。

 フィリピンの今年度の国家予算

(national budget)は、ドゥテルテ

大統領が署名した事によって正式

に決定しました。

昨年は、大幅に遅れましたが、今年は、

順調に進捗しています。

 ドゥテルテ大統領は6日、4兆1千億

ペソ(日本円で8兆8千170億円)に

上る2020年予算案に署名しました。

前年から12%増加し予算額は過去最高

となりました。

 大統領は大統領府での式典で、

「1ペソすら一部の強欲な者に使われる

ことはない。予算はフィリピン人納税者の

利益のためだけに使われる」と強調

しました。

 予算のうち、4割弱に当たる1兆

4950億ペソが国民皆保険制度や

条件付き現金給付などの社会保障

分野に、3割に当たる1兆2千億ペソ

がインフラなどの経済分野に充て

られます。

 昨年の予算案で大統領は複数の

条項を拒否したが、予算管理省(Department

 of Budget and Management)のアビサド

予算局長によると、今年は大統領が拒否

した条項はなかったという事です。

 アンガラ上院議員によると、省庁別で

最も多くの予算が割かれたのが教育省

(Department of Education)の6926億

ペソで、次いで公共事業道路省

(Department of Public Works and 

Highways )が5817億ペソ、内務自治省

(Department of Interior and Local 

Government)が2416億ペソ、

社会福祉省(Department of Social

 Welfare and Development)が

2005億ペソ、国防省(Department

 of National Defense)が1921億ペソ

保健省(Department of Health)が

1759億ペソ、運輸省(Department

 of Transportation)が1006億ペソ

農務省(Department of Agriculture)

が647億ペソなどの配分となりました。

 予算の詳細について今後、大統領府

から発表される見通しです。

新年度予算案に署名したドゥテルテ大統領

です。

Vサインです。

議会上院議長、下院議長が見守る中で、

ドゥテルテ大統領が署名します。

大統領の右側の女性は、故マルコス大統領

の娘のイミー・マルコス上院議員です。

おなじみのこぶしを突き出すポーズです。

関係者と握手を交わすドゥテルテ大統領

です。

マラカニアン宮殿(フィリピン大統領府)

で予算署名後に演説するドゥテルテ

大統領です。



フィリピンでも報道された初セリでマグロが180万ドル

2020-01-07 07:57:08 | 日本の話題
おはようございます。

 今年も、初セリでマグロが高値で落札

された事が報道されましたが、このニュース

はフィリピンでも伝えられました。

フィリピン現地の日刊英字紙は、ロイター

通信と共同通信の記事を引用して、

以下のように伝えました。

 マグロは2020年の最初の東京オーク

ションで史上2番目に高い180万ドル

で販売された。

今年の最初の豊洲魚市場のオークション

で記録的な2番目に高い価格である

クロマグロ(bluefin tuna)が1億9320万円

(180万ドル)で販売されたとNHK放送局

は報じた。

NHKによると、マグロは青森県北部で

漁獲され、重量は276キログラム

(608ポンド)で、これはキログラムあたり

約700,000円の価格に相当します。

落札者は、寿司レストランチェーン「寿司

ざんまい」を運営する会社のトップの

木村清社長でした。

昨年、木村社長はオークションでマグロ

に記録的な3億3,360万円を支払い、

2013年の記録価格を超えました。

 以下は、日本の NHKの報道です。

東京の豊洲市場で5日朝、新年恒例

の「初競り」が行われ、青森県の大間港

で水揚げされたクロマグロが1億9000

万円余りで競り落とされました。

東京 江東区の豊洲市場では5日朝、

令和になって初めてとなる新年恒例

の「初競り」が行われました。

マグロの卸売り場には、生や冷凍の

マグロが並び、仲卸業者の代表が

「ことしも競り場に多くのマグロが

並び、にぎわいが出ることを願って

います」とあいさつし、関係者全員で

手締めをして、ことし1年の商売繁盛

を祈りました。

そして、午前5時すぎに鐘の合図で

競りが始まると、威勢のいいかけ声

とともに大きなマグロが次々に競り

落とされていきました。

最高値は、青森県の大間港で水揚げ

された重さ276キロのクロマグロで、

築地に本社があるすしチェーンが

1億9320万円で競り落としました。

これは、過去最高値を記録した去年

に続いて2番目の高値となりました。

「初競り」でクロマグロを最高値で

競り落とした東京 築地に本社がある

すしチェーンの木村清社長は「令和

最初の競りなので落とせてよかった

です。高かったですが、お客さんに

いちばんいいマグロを届けたいと

いう思いでした。お店でおいしい

マグロを食べてもらいたい」と話して

いました。

 最高値で競り落とされたクロマグロ

を釣り上げた青森県大間町の漁師、

山本昌彦さん(57)は「初競りで最高値

となるマグロを取るのは漁師みんなの

夢なのでよかったです」と喜びを

語りました。

漁師歴40年以上の山本さんは、15年

近く息子の昌平さん(30)と共に船に

乗っていて、漁から戻った5日午前11時

ごろ取材に応じました。

山本さんは4年前、所有する船が火災

に遭い、漁に出られない期間が長く

あったということで、「やったなという

思いです。初競りには今まで何度も

マグロを出したことがありますが、

最高値をとるのととれないのでは月と

すっぽんの世界です。売上金の使い

みちは、新しくした船の借金を返すこと

からですかね」と苦笑いを浮かべながら

話していました。

 青森県の大間町で水揚げされたクロ

マグロが過去2番目となる1億9000万円

余りの最高値で競り落とされたことに

ついて、大間漁業協同組合の坂三男

組合長は「今シーズンは、マグロもマグロ

のエサとなるイカなども不漁で、漁師たち

は苦しみながらの操業でしたが、ことしも

最高値をとれて安心しました。ここまで

高値がつくとは思いませんでした。まだ、

シーズンは続くので、今後の大漁を期待

したいです」と話していました。

 青森県大間町の金澤満春町長は、

「ことしも最高値のマグロに選ばれ、

地元が活気づくニュースでうれしく思い

ます。一方で今シーズンは、漁獲規制や

不漁と厳しいものだっただけに、今後、

国にも沿岸漁業の現状を訴え、マグロの

町・大間を守っていきたい」と話して

いました。 


日本の寿司チェーン「寿司ざんまい」の

運営者である清村コーポレーションの

木村清社長は、2020年1月5日、東京で

1億9,300万円(約180万ドル)でオーク

ションにかけられたクロマグロとポーズ

をとります。 
(Mandatory credit Kyodo/via REUTERS

/File Photo/MANILA BULLETIN)

5日に東京・豊洲市場で行われる初競り

を前に、大間港には午前11時ごろ漁に

出ていた船が戻り、水揚げされたマグロ

が漁協に運ばれました。

 マグロ漁が盛んな青森県大間町では、

5日に東京・豊洲市場で行われる初競り

を前に、ことし初めてのマグロの水揚げ

が行われました。

本州最北端にある大間町で水揚げされる

マグロは、『大間まぐろ』のブランドで全国

に知られ、高値で取り引きされています。