今日も泥縄・・・

心の憂さの捨てどころ(^^♪

23日土曜日は

2019年02月24日 14時34分48秒 | 能楽
京都観世会館で 第64回同明会能

京都の能楽囃子方主催の会です


例年満員御礼なのですが

年々 指定席カバーを付けた席の数が増えていくような。。。


私は何時もお一人様なので

割と呑気に構えてるんですが

やはり時間ぎりぎりでは まともな席はないですね

昨日は開始40分前に着いたので

ワキ席の 補助椅子ではありますが

まぁ良いお席に座れましたけど

人気の 能会です


番組は 三番叟(揉之段・鈴之段)のあとに

舞囃子が 弓八幡  熊野三段之舞  善知鳥  野守  鷺

一調一管 五葉蘭曲

そして 能楽 土蜘蛛



弓八幡は颯爽とした神舞

笛は杉信太朗さん 力強くてすっきり爽快


そして 熊野の笛は市和先生

お稽古した三段之舞 なのですが 

「え?こんな符 あった?」って(笑)

毎度のことですが私は未熟者です


熊野は中之舞ですが この三段之舞は

掛りと初段ヲロシまでは序之舞並みの格

3段にもヲロシがあり(しかもしっかり締まってた)

長いので 周りのお客さんは結構💤💤

先生の笛で眠るのは幸せなひと時やったと思います



善知鳥は・・・

6年目?に舞囃子で舞台に出たんですが

かなり忘れてた。哀しい



そして 鷺 これは亡くなった片山幽雪さんのが瞼に残ってます

昨日は大江さんでしたが 笛が市和さんなので

鷺の乱(ミダレ) 堪能しました

ちなみに 私が70過ぎまでお稽古を続けていられたら

鷺 舞いたいな~と 妄想が膨らむ💖


そして 土蜘蛛

今までに2度ほど見てるのですが

面白かった~(^^♪

シテは金剛流家元のご子息 金剛龍謹さん

これには小書きが

千筋之伝  曲入 澤蟹 と

三つも ついてます


常よりも蜘蛛の糸の数が多く 

滅多に出ないクセが入り


前シテが糸を投げつけ 逃げる時に

常座からシテ柱越しに 橋掛かりに飛び込んだ!!

観客「おお~~」


そして 間狂言が胡蝶と澤蟹の

非常にコミカルな替間になってました



こんな土蜘蛛があるなんて 能楽は楽しい~\(^o^)/

そうそうこれも笛は信太朗さん

生きの良い笛の音でした(^^♪







ところで会場で ブログ仲間 お稽古仲間の

ミロクさんとまたお会いできました

開演前と途中休憩と帰りの地下鉄東山駅までの 

合計しても30分も無い時間でしたが

これも楽しかったな~\(^o^)/


思えば お稽古の時 一人の事が多いので

能楽の事 笛の事 お稽古の事を語り合える仲間が

あまりいないんですよね

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4 コメント

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Unknown (ミロク)
2019-02-28 14:31:15
当日はありがとうございました!
まだまだ、知らない事だらけなので教えて頂いてから観るとまた面白いだろうなと思いました。
鷺にしても乱があり、符も別。それも知らずに、、、ぼんやり生きてますね 私 笑
熊野、しっかり締まってました。。。
わたしも先生の笛に気持ちよくなった一人でございます( ̄∀ ̄)
いまだに眠ってしまうとき、多々あるんです💦

土蜘蛛も面白かった!
また見たいな〜スペシャル土蜘蛛 笑

そして信太朗さんのあんな表情されるなんてのも知れて、今年はもひとつまた楽しい同明会になりました♪
来年もよろしくお願いします。
そして、発表会参戦もちょっと本気もーどになってきています。
ひめさんと出たいな( ̄∀ ̄)
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Unknown (ミロクさんへ)
2019-02-28 19:27:03
昨日お稽古日でして、この日のお話を結構してくださいました😆
先生は、熊野は最初からあんなに締まりたくは無かったそうです。でもおシテさんやら・・・言うことを聞いていただけなかったそうで
三段ヲロシも凄く締まってましたねぇ~と申し上げると、
「三段のヲロシはもうナンも言わへんかった」そうです😅

プロの世界も色々とございますね😒
ただ単調な地が延々続くので、いつもより地を丁寧に吹いた。と
仰ってました。

それから、(笑)
信太朗さんの事もお話したんですよ
何でも信太朗さん、同明会の前日と前々日の二日間
乃木坂のコンサートに行ったんだとか🎵😘
もー、信ちゃんたら乃木坂ファンなんですって💓
ホントに可愛い方です
髪型も少しマシになってきましたしね😏

それから、それから、(笑)
福井にはまだちゃんと行けます❗と仰ってました。
ご安心ください

それから、それから、それから、(笑)
なんかねー、
お稽古ずっと私一人なんで
何かお話しした方が良いのかなーなんて思ったりして
ろくでもない話をついつい口走ってしまいます
後で「あちゃー」と思うんですが
口から出た言葉は取り返しがつきませんわ😷
返信する
Unknown (ミロク)
2019-03-02 09:13:49
熊野、そうなんですね!
小書きがついてガッツリ締まりっぱなりなんだと思いましたが、始まりはそんなでも良い感じを、先生は思ってらしたのか〜。悲しくなった辺りからぐぅ〜.っと締まる感じ、ですか?
通常の位?の熊野 はたぶん一番観ただけだし、それすらよく覚えていないので違いがイマイチ分からなかったりします。勿体ないです💦
やはりおシテさんが一番!なんですな。
囃子方はバックバンド、かぁ〜。
って、あれ?何方だったか忘れた😅

信太朗さん、乃木坂のファン♪
今時の若者ですなぁ(*´∇`*)
またまたイメージが柔らかくなりました♪
わたしもひめさんと一緒にお稽古出来たら楽しいし、勉強になりそうだなぁ。
シテ方もされてるひめさんの稽古を後ろで聞いていたい😆とますます思いました。(先生の「ヒシギ〜」の話なども含めて←ミーハー弟子)

とにかくいろんなこと楽しかった〜。
来年がすでに楽しみになってます♪
返信する
Unknown (ミロクさんへ)
2019-03-02 10:09:30
熊野の三段之舞はおシテさんも初めてだったらしくて
先生曰く、以前の録画?録音?をお貸ししたのですが
「よう 見てはらへんみたい・・・」だそうで(笑)

まぁシテがゆっくり舞いたかったら 仕方ないんでしょうね
熊野の通常はそんなに締まらないと思います
哀しみの中での舞ではありますけど・・・
メッチャメチャ悲しい訳では無いでしょ
まだ郷里のお母さん生きてはるし。
難しいですよね
解釈は皆さま違いますし・・・

他の方のお稽古を聞くのはとても勉強になると思うんですが
同じ時間にどなたもいらっしゃらない(/ω\)

私もミロクさんのお稽古 聞きたいな~
お稽古が倍 楽しいと思います(^^♪
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