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かずまんの日記

美味いモンをトコトン探求するかずまんの日記

東京ぶらり

2006-07-03 09:24:23 | 今日の一言
土曜日の丁度昼前の飛行機に乗り、東京へ。
目的はcoyoteの送別会。

それまでに時間があったので、小雨の東京を歩いてきました。

まずは、日比谷公園へ。


日比谷公園の中にある「松本楼」というレストランで5年位前にハイカラビーフカレーを食べた記憶があって、お店が旧きよき昭和のノスタルジックなの雰囲気だったのを覚えてもう一度行ってみようと思いましたが、丁度ランチのラッシュに重なり、断念。


そのまま地下鉄で築地まで。
昼下がりの築地市場はほとんどのお店が閉店し、一般の客が食材を求めているのみ。
つきじ青木の卵焼きがホントは欲しかったんですけど、着いたときはもう閉店。
そのかわり、築地松露の卵焼きを購入し、それにかぶりつきながら場外を闊歩。
松本楼で昼ごはんを食べ損ねていたので、つきじ鳥藤の暖簾をくぐった。
鳥取県の大山地鶏を使っているらしく、それに魅かれて鳥重と軟骨の唐揚をオーダー。


うまい、これは当たりでした。
美味いものレーダーがまた働いてくれました。

鳥が新鮮だと美味いですね。
砂肝やレバーも全く嫌味ではなく、スゥッとはいる。
実はキンカンを食べたのは初めてなんです。
普通の卵じゃないなと思ったんですが。

鳥自体はジューシーで新鮮さが見て取れます。
お店の中は狭いですが、店員さんの対応もよろしく、満足。


鳥藤でお腹を満たすと銀座へ。
いつもお決まりのコースをなぞるようにあるき、いつもお決まりのお店に入りお決まりのものを買う。

まず、「たちばな」でかりんとうを買い、「福光屋」でいい器はないかとjust looking.
そしてカフェドランブルへ。



デミタスコーヒーをカウンターでいただきます。
このお店に行くとなんかリセットされるような気分になります。
何がリセットかというと、本当に美味いコーヒーはコレだ!!!!
と再認識させてくれて、味のブレを整えてくれるようです。

最近はコーヒーよりも中国茶に浮気をしてしまい、コーヒーを落とす機会が減っていたんですが、ココでコーヒーを飲むことで
「コーヒーってこんなに美味かったんだぁ・・・・」
と僕の中のコーヒー熱をもう一度呼び覚ましてくれたようで早速帰ってコーヒーを落としました。

お店の入り口近くにはこのお店の店主関口“銀座で珈琲50年”一郎さんが豆を炒っており、辺り一帯にコーヒーのいい香りが漂い、その香りが自分が炒る時に嗅ぐそれと一致していることが何よりも嬉しかったのです。



今回関口さんにお目にかかるのは初めてで、憧れの人にまた出会ったような気分で雨の東京の鬱陶しさを一瞬にして取り払ってもらったような気分にさせてもらいました。

そして丸の内に移動し、「レ・カーヴ・タイユヴァン丸の内」へ。
その時オーダーしたピクルスはボクの人生の中で一番美味かった野菜のマリネでした。
続きのハナシはまた明日。

ごぞんじ。

Corn Pudding.つくってみました。

2006-06-30 09:19:26 | 今日の一言
やはり良い素材を使うといいモノが出来ますね。

おとつい、千葉から送ってきた美味いとうもろこしの甘みを如何にかしてスイーツに出来ないかと色々考えていて閃いたのが、プリン。

正直、苦労しました。

何故ならとうもろこしの粒は皮のような繊維があるんです。
その皮がプリンのような滑らかな舌触りを妨げる原因になるのは作っているときに分かりました。
このとうもろこしの液体を作るのに苦労したんです。

まず、ミキサーに牛乳ととうもろこしの粒を同じ量をいれ攪拌。
このときはまだモロモロのような液体。

それを鍋にかけ、沸騰するまで熱を入れていくことで粒が柔らかくなっているのでそれをもう一度ミキサーにかけ、ペースト状にしていきます。

それを目の細かい網で濾し、コーンとミルクの液体だけを取り出します。

卵黄とほんの一つまみの砂糖を入れ、バニラエクストラクトで風味づけをし、水を張った天板にいれオーブンに。

出来たのがこちら。


今朝、冷えたのを食べたらもう・・・・・天才現る、ですよ。


新鮮なコーンの香りが前に出て、舌には全く触らない。
何も知らずに出されてみても、すぐにコーンと気付くはず。
それほど香りが素晴らしく、馥郁たることこの上なし。
うれしいおまけは表面に、少し焦げたる薄い膜。
コノ膜ばかりかき集め、一気に食べたいそんなボク。


いやー、初めてにしては合格点以上。
たべデパの季節限定スイーツで売り出してくれないかしら。
ホンマ美味いんで。

そうそう、プリンに使った容器は以前「たねや」の杏仁豆腐が入っていた容器を使わせてもらいました。
プリンには丁度良かったです。

ごぞんじ。

コーン記念日

2006-06-29 07:41:55 | 今日の一言
coyoteが住んでいる千葉からトウモロコシが二箱も届き、直ちに湯掻いて食べました。

あんなに美味いとうもろこしは生まれて初めてでした。

このエンジェルヘアーのようなヒゲもとっても綺麗で新鮮さが見て取れます。


NHKの「ためしてがってん」でとうもろこしの美味しい湯がき方を思い出し、水から茹で始め、沸騰して3分してから取り出す。
はじめは黄色が浅いこんな色でしたが、


茹で上がると鮮やかなコーンイエローが出てきます。


茹であがったばかりのそれをかぶりついてみると・・・

まるで果物のよう。
甘くて瑞々しくて美味しくて。
コーンの一粒が弾けるごとに甘いジュースが解き放たれるよう。
あんなに口の周りを濡らしてとうもろこしを食べたのは初めてでした。

甘さが尋常じゃないくらい甘い。
切れのいい甘さというかしつこくなく、何本でも食べられそう。
湯がいてそのままかぶりつくのが一番美味しい食べ方なんじゃないでしょうか。

なんとこのコーン、生で食せます。
あまりにもうまそうだったのでちょっと齧ってみると青臭くなく、問題なし。
ほんと、意外な発見でした。


30本くらい一気に茹でたので半分はコーンの粒だけ包丁でそぎ落とし、保存。
今後、マヨネーズと混ぜてパンに載せて食べてもいいし、コーンスープにしてもいいし、こんなに甘かったらスイーツに変えてやろうかなんて考えます。


「このコーン食べてみ!」と君が言ったから六月二十八日はコーン記念日。

ごぞんじ。

淡路島からジャンボビワ!

2006-06-28 14:12:53 | 今日の一言
見よ、このジャンボビワ!!

鶴田も尾崎もドリームもみんな驚くジャンボびわ。

今月の初め、広島から送ってきたビワと比べたらマサ斉藤、いやまさに
「あんなに美味しいたべものはないよな」と言わしめるビワです。
(こーろく君しかわからんやろね)

今しがたはいばらびわ園から届いた今年最後のビワ。
サイズはこちら、特3L!

今日で淡路島のビワは売り切れとなりました。
残念!!
コレ見てほしくなった人はごめんなさい。
来年まで待ってください。

食べる2時間くらい前に冷蔵庫に入れ、おいしくいただきました。

五百円玉と比べてもホラこの違い。


なんかビワというよりスモモのような形。
軟球くらいの大きさありますよ。

知らない人が見たらびっくりするでしょうね。
ボクでも
「なんやこれ~~~!!!」
って叫んでしまいました。

送り先に何も言わず、向こうがびっくりするのを想像しながらプレゼントするのも、このジャンボビワの楽しさなのではないでしょうか。

今年買われた方、どうもありがとうございました。
やはり、シーズン中にリピーターになっていただき、何度も買っていただいた方がおられました。
そりゃそうでしょ。あんなビワ届いたらビックル一気飲みしますよ。

ごぞんじ。

yamauchiのパンをしっかりと撮影

2006-06-28 09:57:05 | 今日の一言
昨日は苦楽園の永楽さんにお中元のチラシを置いてもらうために訪問。
昆布の話しやボクの昆布ダイエットの進行状況などを報告しました。

チラシを渡した後、永楽さんのご主人とボクのお気に入りのパン屋「ブランジェリーヤマウチ」に訪れ、いろんなパンを購入しました。
一番のお気に入りはなんと言っても角食。
昨日初めて「ミニ角食」という、普通の食パンのように正方形ですが、1辺の長さが半分くらいの角食がデビューしてました。

そしてセミドライトマトとカマンベールのパン(写真トップ)と
ロースハムとチーズのパンをゲット。

 

あと定番バニラビーンズたっぷりのクリームパンもゲットし、その足で芦屋川のうつわクウさんへ。

うつわクウさんにもチラシを配り、一つ面白い湯のみをゲット。
この夏活躍してくれるシロモノになるでしょうね。
そちらはマタ明日。

夜中、この写真を撮りながら食べましたが、やっぱりセミドライトマトのパンは秀逸。
ヤマウチに行くとまずこのパンと角食をゲットし、新しいパンに挑戦するシステムができてしまいました。

ロースハムのパンは何の変哲も無いものでしたが、セミドライトマトは違います。
オーブントースターで少し表面を焼いてあげ、チーズをとろけさせて食べると造りたての美味しさがよみがえります。

トマトの酸味と濃縮された味がカマンベールチーズと絡まったとき、“おいしーセンサー”が振り切れるくらいの数値を示す。
手にした感じもズッシリとして、1個で十分に満足できるパンだと思います。

苦楽園に行った際はぜひ、このお店に足を運んでみてください。
一流のパンとは何かを教えてくれます。

ごぞんじ。

新しいなかま

2006-06-27 09:20:01 | 今日の一言
我が家に新しい大谷桃子さんの器が仲間入りしました。

結構いろんなものに使えそうなドンブリです。
昨日は早速、素麺をこのドンブリに盛り、ハムと大葉を刻んでぶっかけ素麺にしていただきました。



ガッツリ餃子を食べるときにご飯をこのドンブリ一杯に入れて食べるのもよし。
サラダを盛るのもよし。

なんにでも使える不断遣いの器になりそうです。

偶然昨日、柳宗悦の器に関する随筆を読んでいると面白い一節があったので紹介します。

~雑器の美より~
器は用ゐられて美しく、美しくなるが故に人は更にそれを用ゐる。
人と器と、そこには主従の契りがある。
器は仕へることによつて美を増し、主は使ふことによつて愛を増すのである。


なるほど。
今までスペシャルな時にしか使わなかった器も使ってあげることでよりその美しさを増すということですか。
味がでてくるってヤツですね。
人の手の油や料理のそういったものが器に漆が幾重にも塗られるが如く、重畳し、輝いていく過程を楽しむのも器の醍醐味なんではないでしょか。

ごぞんじ。



結果は受けているときに判明。

2006-06-26 11:24:20 | 今日の一言
典型的な梅雨空のもと、昨日色彩検定を受けに行ってきました。

前回のブログにも書いたように結構予習は万全だったので、思いのほかスラスラ解けました。

問題集からそのまま出題されたようなものもあったので、解いているうちに「コレはイケル!」と手応えアリ。

70%以上正解で合格らしいですけど、普通に勉強してたらダレでも通りますよ。
ホント、子供騙しのような問題もあり、難問というものは何問もなし。
解いているうちに簡単すぎて腹が立ってきたほど。

受ける前は皆目歯が立たず、お手上げ状態になるかと思いましたが、杞憂に終わりました。 

天満に試験会場があったので、近くの行きつけの「十八番」という中華屋でランチ。
白アスパラガスと鶏肉のオイスターソース炒めをオーダーしたがコレが結構よろし。
天満に行った際はぜひ行ってみてください。
値段も安いし、活気もあるし。
店が汚いのがタマに傷ですが、そんなことは気にしない。

そのあと南船場に下り、合格の前祝に大谷桃子さんの大きな器をゲットしましたので、又明日ご紹介しますね。

ごぞんじ。

今はどれもPCCS色相環とトーンに置き換えて見てしまう。

2006-06-23 11:43:59 | 今日の一言
こんなに勉強したのはいつ以来だろう?

今週末、色彩検定のテストがあります。
何で今更受けるかって?

そりゃ何かと役立つからでしょう。
たべデパのサイト作りや日常の生活に於けるさまざまなものに使えます。


色を理論的にと勉強することで、今まで“何となく”だったものが、こういう理由だからこうなると言ったようにロジカルに説明できるのはリアル“どちて坊や”のボクから言わすと得心がいきます。

商品撮影をするにあたり、これらの知識があれば、いかに商品を美味しく魅せることが出来るかなどのある意味戦略のような表現ができるのです。


色彩検定の次はフードコーディネーターの認定試験。
来年にはコーヒーマイスターなどが目白押し。

澎湃たる知識が快感に転ずるのを感じながら学んでます。

ごぞんじ。

心のこもった手紙。

2006-06-22 09:51:06 | 今日の一言
ネットでモノを売ってるからヒトとのつながりが希薄なんじゃない?
と思われがちですが、全てがそうではないのでございます。

先月、取材に行った小豆島の素麺の製麺所から今しがたお礼のお手紙をいただきました。
字は達筆で内容もウィットに富んだ表現なのです。
ズラズラと長い文章ではなく、サッと読めるような手紙でしたがボクにとっては欣快の至り。


普段はタイプされた文章がファックスやメールで送られてきて、こちとらは其に只々返信するのみのビジネス上でのやり取りで終わってしまいます。

しかし、毛筆で書かれたそれは温かみがあるというか、その便箋数枚の中にココロが宿っているようで頗る鳴謝したい。

メールだと先方の意味しているものが100%伝わらないけれど、直筆で書かれたものだとなぜかコトバ以上のなにかが伝わってくるような気分になります。


ごぞんじ。

終わりの始まりじゃない。始まりの終わりなんだ。

2006-06-21 09:54:23 | 今日の一言
大事なことはちゃんと面と向かって話したい、ということで、沖縄で就職が決まったcoyoteにスペシャルディナーを作りました。

前菜に鴨のローストに自家製ローズマリーをのっけ、オーブンで再加熱し、余分な脂を出して薄くスライス。

これを白ワインビネガーベースに粒マスタード+オレンジのドレッシングでサラダに。
器はクウさんで一目惚れしてゲットした音喜多さんのもの。
ざんぐり盛らせていただきました。




白ワインビネガーの酸味とオレンジの爽やかなシトラスの香りが食欲をそそり、moisanのバゲットが飛ぶように消えていきます。

メインはサシが綺麗に入った和牛をゲットしたので、それを茄子とレッドペッパーとアボカドと和えて醤油でいただきました。
サイドには丁度良い細さのアスパラがあったのでボイルし、塩とオリーブオイルで。

見た目は結構西洋風ですが、醤油で味付けしたのがポイントです。
アボカドと醤油の相性は頗る良いので正解でした。
肉も良かったせいか、ナカナカのものでした。

スープは空豆をつぶしたものをミキサーにかけ、生クリームを加えまろやかさを出し、和風に仕上げました。

びっくりしたのがこちらのデザートワイン。
MUSUCAT DE CAP CORSE 2004 DOMAINE ANTOINE ARENA



濃厚な蜜を飲んでいるようなそんなワイン。
初めに口に入れた瞬間訪れる溌剌とした甘さと酸味からはじまり、ノドを通り抜けた後の口腔に留まる奥深い残香が余韻を生み出します。
こういうファーストノートからラストノートまでが楽しめるワインが好きなんです。

貴腐ワインやアイスワインとはまた違った美味しさがあります。
あまりにも甘いのでフルーツフライがどこからとも無く飛んできてグラスの周りをブンブン飛び回ります。

デザートは「たねや」特製、杏仁豆腐。



今まで食べた杏仁豆腐の中で一番おいしいものでした。
僕はあの杏仁豆腐の独特の化学調味料的な香りがどうしても許せなく、中途半端なモノはたべませんが、「たねや」のそれは口当たりも良く、杏仁豆腐の独特のきつい香りを最小限に抑え、和菓子屋ならではのカドがないまぁるい感じ。

上にかかるのは黒蜜。
黒蜜の甘さがあるので杏仁豆腐自体はそれほど甘くはないです。
そういう計算がされているのがたねやのいいところですね。

この杏仁豆腐が入っている容器はガラス製のものなので自宅で再利用できるのでそれもまたよし。

お味は黒蜜、抹茶、ブルーベリーの三種類。
美味しくいただきました。

沖縄は結構遠いですけど、アメリカよりはずっと近くで行きやすい。
きのう、沖縄と奄美地方が梅雨明け発表をしたらしいですが、僕の心の中でジメジメしていたものもそれと一緒に梅雨明けしたような気分になりました。

なんくるないさぁ~

ごぞんじ。


仙太郎「老玉(うばだま)」

2006-06-19 09:26:09 | 今日の一言
名古屋駅の高島屋で「ういろう」をお土産に1本買い、鞄にまだまだ余裕があったもんでしたので、ブリズーは今回はパスして仙太郎の老玉(ウバダマと読みます)をゲット。

これはまず、餡好きな人にはたまらないお菓子です。
この艶々の表面は寒天で固めた沖縄の黒糖を衣がけ。
舌触りがとてもヨロシ。

そしてその羊羹よりも柔らかい中のこし餡は甘さを抑えた優れもの。
コッテリしたそれではなく、すっきりという表現のほうが正しいでしょうか。
透き通った感じのする餡でした。これからの季節に合わせた商品なんでしょうね。
夏に食べる餡菓子としては格好なのではないでしょうか。

後で調べてみると、やっぱりなるほど・・・原材料にはかなりの思い入れがあり、すべては無添加無着色。

頂に落ちるは数粒の胡麻パラリ。
一見すると、金粉のような黄金色で豪華さを感じます。
口の中でそれらのカプセルはじけると、餡とのツナガリが生まれます。

どんどん夏が近づいてきてると、おひとつお先に食べながら東の空を見上げると、早くも琴座がお目見えだ。


この老玉はネットでも買えますので、よろしければ・・・
仙太郎ホームページ

ごぞんじ。

キリンラーメン

2006-06-16 17:33:56 | 今日の一言
ただいま、名古屋です。

名古屋名物?
キリンラーメン、ジャケ買いしました。

黄色、赤色、緑色の名古屋とはどう考えてもふさわしくないラスタカラーがポイント。

キャラクターのキリンちゃんも蝶ネクタイをしててかわいい。

味の方は大阪に帰ってゆっくり味わいたいと思います。

ごぞんじ。


四季の味。

2006-06-16 09:18:06 | 今日の一言
毎週木曜日はジムの定休日なので時間を有効に使いたいボクは毎週木曜日は図書館に行って見聞を広めています。

自分の得意の分野だけではなく、数学のことやアートのことなど、いろんな分野の本を読むことでニンゲンの幅が広くなればよいと考えています。
もちろん料理や食べ物についての本も読みます。

大阪中央図書館は蔵書数もさることながら、メジャー雑誌から誰が読むネン的なマイナー雑誌まで色々な種類の雑誌があるんですが・・・昨日であった本の中で素晴らしい本があったので紹介したいと思います。

「四季の味」という旬刊雑誌。

今までいろんな料理雑誌を読んできましたけど、ここまで読ませて完璧な雑誌は初めてです。

まず、広告の量が異常に少ない。
雑誌のほとんどの収入源は広告費だといわれています。
あの「あまから手帖」からしても、タイアップ広告等で広告と分からないようにする仕掛けなどしてがんばっているのですが、「四季の味」は違います。

値段が1500円。普通の料理雑誌の2倍するのは収入源が広告費だけに頼っていないことが分かります。。

まぁお金の話は良いとして、特筆すべきはその内容。
旬の食材を使ってさまざまな料理を提案しているのですが、その料理の内容がポイント。
全て創作料理。

ハズレたような創作料理ではなく写真を見るだけで涎が出てきそうな料理ばかり。
いろんな料理人の方がこの雑誌を読んで影響されていると思います。

もしボクがお店をするんだったらこういう料理を出したいなぁぁとついつい思ってしまいそうな料理ばっかり。

また、面白いのが、読者参加型のレシピ集。
読者が考えたレシピを編集部の方が実際に作ってみて評価し、写真つきで紹介。
コレが又みんなレベル高いんです。
しかもこの雑誌に出てくるお皿を通販で買えたりも出来るって言うのがこの雑誌の最大のポイントですかね。
雑誌の最後に価格と仕様書が載っており、自分が気に入った器をそのままゲットしたりするのは素晴らしいことです。
おいしそうな料理を盛られたりするとイメージが湧いて買いやすくもなりますしね。

また、特集ではいろんな生産者を訪れ、レポートしたりするのですが、その奥深さはもう脱帽です。
ボクが見聞録で書いている内容よりも数倍も深いところまで研究しており、ムチを入れられるような気持ちになりました。
この雑誌を作っている人がどれだけこの雑誌を自らが愛しているのかがひしひしと伝わってくる一冊です。

昨日この雑誌をよんですぐ、購読を決意したのは言うまでもありません。


四季の味ホームページ

ごぞんじ。

ふるふるビワゼリー完成

2006-06-15 10:52:28 | 今日の一言
先週広島から送ってきたビワを使って何かしたいなぁぁってジムでステアマスターを踏みながら食べることばかり考えていると、ふと、ビワゼリーが降りて来ました。

汗だか涎だか分からないモノを流しながら、飛んで帰り、早速準備。
熟れたビワの皮を剥き、中のタネを出し、コンポートを作るように煮込み、レモンを絞り、ゼラチンで固め一晩、今朝がた出来上がったモノがこちらです。



やっぱボク天才です。
ビワの持つマイナスの部分:種だらけで食べた気がしない・・・
そういうデメリットな部分を煮込んで固めてあげることでカバーしました。
だから、ビワの皮を剥く時間的なロスが無く、掬ってバクバク食べられます。

ビワもたっぷり使ってるでしょ!
申し訳程度に入っているビワゼリーなんて食べた気がしないでしょ。
そんなのビワ食べてるんだか、ゼリー食べてるんだか分かりませんよね。

「丼うに」ならぬ「ゼリービワ」です。

柔らかさも極限までソフトに。
舌の熱でゼリーが融解するほどの柔らかさに仕上げています。

もうちょっとハードでも良いかと思いましたが、それは次の課題です。

お味はというと・・・・

全体を一つにまとめるレモンの酸、ツンツンそれほどとんがらず。
余計なものは一切排除、ビワの香りが上品で。
噛めばとろけるその果肉から、放たれたるは夏のはじまり告げる味。
こんな美味しい食べ方何で今の今まで気付かない?
生のビワに飽きたる者はビワをゼリーに変えるべし。


いやー。
ビワの上品な香りは桃を越えるんじゃないでしょうか。
ってボクはまだそれほど美味い桃と出会ってないからかも知れませんが・・・
美味しい桃があったら教えてください。

ごぞんじ。

喜んでくれる人がいる限り・・・

2006-06-14 11:57:34 | 今日の一言
ボクは何かと記念に贈るのが好きなタチで、なるべくレディメードなものは贈らないように心がけています。

何かとアレンジしたり、作ったり、切ったり張ったり。
そういうほうがココロがこもっているのでナニカト自分ですべてやります。

食べ物だと、お菓子を作っておもちしますが、遠いところに住んでいる友達にはオリジナルmixCDを贈っています。


この前も新友の結婚式に「wedding mix」と題してふたりの門出にふさわしい曲をコンパイルして贈りました。

数日後、新婚旅行から帰ってきた新郎が興奮した様子で、
「あれメッチャ気に入ったんで新しいの作って!!今度はハッピーな感じで!!」
と続編を懇願。

喜んでくれる人がいることは自分にとっても嬉しいことですので、今はどういう曲順でいくか、どんな仕掛けをするかを考え、完成に近づいています。

また、結婚といえばNYの友人が来月婚約するのでその人のためにも、「M&R's engagement mix」を作業中。
これまたオモロイ仕掛けが沢山です。

これね。
結構時間掛かるんですよ。

まず、その人の好みそうなジャンルや今から作るCDのテーマを考え、itunesに入っている10000曲の中から曲を選びます。それでもなければレコードを引っ張り出してきてデジタル化します。
そして曲順を考えます。
コンピレーションアルバムだと全体の音のレベルを整えるだけで良いですが、mixCDはその何倍もの時間を要します。

まず、曲のツナギ。このツナギの部分に一番時間をかけます。
気持ち良い曲の流れを演出し、曲が変わったのをあまり顕著に表さないようにします。
そして約80分の中に起承転結があるように演出し、ドラマを作っていきます。

コレが作ってる側からしたら、色々狙ってフムフムと考えていますが、聴く側からは知る由もなし。
後で言われると「あ~」って言われるのがオチなんですけど、「それを理解せい!」って言うのはそれは作ってる側のエゴというモンでしょうか。


今回のCD納品、もうすこし、待っててくださいね。
ただ今、一生懸命ジャケットを作ってもらってます。

ごぞんじ。