今回も念のためお知らせします。これから書くことは、原作や旧アニメからの情報ではありますが、次回以降の内容のネタバレがあります。原作や旧アニメをご覧になっていない方はご注意ください。
先週の段階では、こんなに早く面堂が登場する、つまりは、こんなに早くしのぶの思う相手があたるから面堂に移ってしまうこと対して、ある程度納得していました。「幸せの黄色いリボン」など、しのぶがあたるに関して理不尽な思いをすることばかり続いていたので、良い頃合いかもしれない、と思ったからです。
しかし、実際にその場面を見てしまうと、やはり早過ぎるという思いがまた強くなってしまいました。しのぶが理不尽な思いをする話だけではなく、あたるが他の女性に目が行く話がもっとあってからの方が良かったと思い直しました。つまりは、サクラさんだけでなく、おユキ、弁天、クラマの話があってからということですね。
前半の「トラブルは舞い降りた!!」に続いて後半は「迷路でメロメロ」でしたが、「ツノる思いが地獄をまねく」の冒頭部分が盛り込まれていました。面堂登場の後にこのエピソードが出てきたこと自体は良かったです。面堂の登場回が終わってすぐに「迷路でメロメロ」の話に行くのはどうかと思っていたからです。「ツノる思いが地獄をまねく」の冒頭部分と面堂がラムのことを思う場面のおかげで、今の男女関係がよくわかり、うまい具合に「迷路でメロメロ」の話につながりました。
ただ、そうなると「ツノる思いが地獄をまねく」自体はやらないということでしょうか。それは非常に残念です。今回やった部分の続きは大変良い話だからです。また、さらにその次の「君待てども…」とともに、あたるとラムの関係上、非常に大事な話でもあります。
「ツノる思いが地獄をまねく」と「君待てども…」の2つの話は密接な関係があります。「君待てども…」単体でも充分良い話なのですが、「ツノる思いが地獄をまねく」があることによって、「君待てども…」がより素晴らしいものになっています。
それ故に、今回やった部分の続きは「君待てども…」の回に盛り込まれる可能性はありますので、それに期待します。
「ツノる思いが地獄をまねく」の冒頭が出てきたことに関しては、しのぶ好きとして見過ごせない点が1つあります。
あたるの熱心な言葉に、しのぶがいったんあたるのことを思い直す場面がカットされて、すぐに面堂が落ちてくる場面になってしまいました。
しのぶのためらいがなくなってしまっために、「先週段階では納得していたのに、やはり早過ぎると思ってしまった」という、私が冒頭に書いたことにつながってしまった気がします。そして何より、あたるへの未練が残っているしのぶの描写がなくなってしまい、私としては残念です。
ただ、これでしのぶの思いがあたるから面堂に完全に移ってしまったことが、新アニメでは確定したと言えそうです。
原作や旧作アニメでは、しのぶのあたるへの未練が感じられる場面がいくつかあります。しかし、新アニメでは今までの流れから考えますと、そういうところはすべてカットしそうです。
あたるとしのぶの関係が好きな私としては残念です。しかし、そのおかげで話としてはスッキリしたものになりました。潔い決断だと思います。
3週連続のブログ投稿は正直大変でした。再開したばかりという、いわば病み上がりみたいな状態にはキツかったかもしれません。さすがにしのぶ関連の話題は落ち着くと思いますし、次週以降は控えたいと思います。