治療の繰り返しから卒業。池袋同仁歯科スタッフブログ

実は生涯歯を残すことができる。一本の歯でなく、トータルでみて総合治療。歯の情報近況など発信中。

矯正治療の抜歯

2007-11-20 | このところの記事
成人で、矯正治療を希望される方が多いのは以前からお伝え済みです。

なるべく弱い力で、なるべく抜歯せずにやっております。

矯正=小臼歯の抜歯というように思われることが多いし、
矯正はすごく痛いという思われてる方も多いと思います。

しかし、新しい材料・テクニックをいろいろといいとこ取りして
使うことにより痛くなく早く治すことは可能なのです。

矯正は小児のものと思われてる方もまだまだ多いですが、
当医院では成人矯正の相談が95%以上です。

歯並びをよくするということは見た目をよくすると思われますが、
それは違いほんの一部のことです。

かみ合わせを正しく考えた矯正であれば、スムーズに顎が
動くようになり、関節の負担も軽減でき、
歯並びがよくなればお手入れもしやすくなり虫歯歯周病の
リスク管理ができるということです。

ですから当医院ではみためよりかみ合わせやお手入れの問題で、
矯正治療に入る方が圧倒的に多いのです。

なるべく抜歯はしない計画なのですが、歯が並びきらない場合は
抜歯となることもあります。
そのとき2本抜くとか、4本抜くとか『えー』と思う方もおられるし、
逆に『もっときれいに治したいから早めに抜いてほしい』と
おっしゃる方もおられます。

結局、目的は健康の維持増進と審美となるわけですから、
虫歯やら歯周病やらのリスク管理ができず歯を失うよりは
あきらかにお口にとってはずっといいのですが
そこはいろいろと個人の価値観ですね。

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