久しぶりに映画見ました。博士の愛した数式です。
深津絵里さん主演です。そして、博士役には寺尾聡さん、大きくなったルートには吉岡秀隆さん。
博士は事故で記憶が80分した持たない障害を持っています。そこに家政婦として働きに来ている深津絵里さんこと杏子さん。杏子さんには10歳の一人息子がいて、博士からルートというニックネームを貰っています。
記憶が80分しか持たないので、毎朝がまるで初めての出会いのように一日が始まります。あるとき博士は熱を出しそれを夜通し看病したのが規定違反だと義姉の浅丘ルリ子さんからのクレームでいったんは、契約を解除されてしまいます。
でも、杏子さんとルートが博士と過ごした楽しい日々から、また復職することに。
なんともたわいない会話で進むストーリーでもそこには、博士の口から心で見れば真実がわかる。真実は時間を止める。「時は流れず」博士の記憶は事故のときまでで止まっています。でもそれは少しも重要ではない、今を、今を楽しく生きるこが重要なんだと。そんな博士の心が杏子さんとルートをひきつけたのです。そして、そんな親子の心が、事故以来閉ざしていた義姉の心を開かせていきます。
「この木戸はこれからいつでも開いています。」思わず涙。
日本らしいとってもいい映画だと思います。
キャスト