よちゃく

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くさいおならとくさくないおなら

2008年08月20日 20時09分07秒 | 美容・健康・ファッション

実際、自分のまわりの「お父さん」たちは、今も昔も、よくおならをする印象がありますが、どうしてなんでしょうか?
男性、特に「お父さん」ともなると、女性よりも「おなら」に対しての羞恥心が少なくなることはあるかもしれませんが、もっと根源的な理由があるのではないでしょうか?

おならをよくする原因としては、空気をのみこんでしまう『呑気症』や、腸内細菌が多い体質があります。
一般には、腸管自体の機能に男女差はないので、おならの多い少ない、ニオイなどに性差はありません。
ただし、食生活や食べ物の好みの違いで、動物性タンパクを多くとる人の方が、おならがくさくなることはあるかもしれません。たとえ女性でも。

では、「くさいおなら」の原因は具体的に何なのでしょうか。
おならには、発酵型と腐敗型の2種類があります。発酵型のオナラは、善玉菌が主に大腸の前の方で炭水化物を分解して、ガス(二酸化炭素や水蒸気)を出すもので、ニオイもないし、害がないどころか、腸管を刺激して腸の働きを高めてくれます。
やっぱり、くさくないおなら=イイヤツというわけだ。

で、くさいおならは?
腐敗型オナラですね。これは、大腸の後半部で悪玉菌が未消化のたんぱく質を腐敗させて作り出すガス。焼肉を食べた翌日のニオイからわかるとおり、このガスは有害で、その証拠に、有毒ガスができやすい大腸の後半部に大腸がんが多く発生します。

おならのニオイを支配するのは、「食べ物」だけでなく、「腸内の菌=腸の健康度」からも変わってきます。善玉菌が多ければ匂いはほとんどしません。

「くさいおなら」は周囲の人たちを困惑させるだけでなく、不調のシグナルでもあるんです。

ご要注意くださいね。