Mr.N&HOのgooブログ。

私、ちび副駅長(旧 ニャーすけ)は、2023年9月7日(木)に、「Mr.N&HO」とハンドルネームを改めました。

ちょっと寄り道その2

2009-10-11 21:59:00 | 模型、おもちゃ
 また、Bトレの世界へ寄り道して来た。



 この画像は、今日造った南海7100系。この品物は何時だったか、スルッとKANSAIと云う所で限定販売されていたモノ。

 それが、ヤフオクに出ていたので欲しくなって落札した。かなり人気があるんだよ?この品物は。
 何時か、この前造った和歌山電鉄と並べて楽しみたい!!

 しかしこの品物、今のプラキットには珍しく、組立前は側板が少々歪んでいたし、側板の裏側にある円筒形の突起と、それにハマるガラスパーツに開けてある穴の大きさが若干違っていてハメ込み難かった。
 そのうえ、正面にスカートが付く為、台車が回り易いよう加工する必要があった。

 1.それでまず、側板の歪みに関して正直あまり気にせず作業を進めた(少しは歪みを直してみたかな?)。
 
 2-1.次に、裏側にある円筒形の突起と、それにハマるガラスパーツに開けてある穴に関しては、最初は極力Bトレの趣旨に背きたくないので、一度無理にハメ込もうとしたが結局駄目で、ドリルで穴の方を拡げて、そこへ突起の方を差込んで流し込み式のプラボンドを流し込んだ。
 
 2-2ただ、人によっては突起の方を切り落とし、本来のりしろになっていない所で目立たない所にプラボンドを塗布して貼り合せると云うやり方を考え付くケースがある。

 3.スカートは、そのまま付けると下の部分が台車のカプラーポケットに接触する。説明書では、スカートを付ける場合はダミーカプラーを使うようにと書いてあったが、それだと時間も手間もかかりそうだ。
 それであれこれ考えた末、今回は思い切って、スカートの下の部分を切り落として、左右両端のみを残し、まるでスカートではなく、二本の牙のような形状にしてしまい、その下へ台車をつけた。
 それでも、これは個人的な見解ではあるが、このように加工したスカート、斜め上から見ると、まんざらスカートに見えなくは無い。
 
 組立簡単な事が売りで、一見本当に簡単そうなキットのBトレだが、いざ組み立て始めると、モノによっては、説明書に書いてある事が腑に落ちなくなる場合があり、工夫しながら造って行くと言う、昔のプラモデルを思い起こさせる事がある。
 
 しかし客観的考えて、こんな発言をしているボクは、模型マニアの癖にBトレ如きにこのように四苦八苦していたり、またはそのつもりになっていたのでは、そうとう頭が悪いと云う事になってしまう。
 最悪の場合、例の友人と一緒に造っている上信電鉄のNゲージの事はどう説明するのか?と云う事に・・・・・・。

 それでは、また気が向いた時に。

 
 

もう、そんな時か・・・・

2009-10-10 21:27:00 | 鉄道全般
 去る9月30日、仕事の帰りに田端駅で、京浜東北線の209系を撮影した。



 一枚目の画像は、言うまでも無く京浜東北線209系。

 今、この209系は最新型のE233系への置き換えが進んでいる。ついこの間まで、「まだ新しい、車内設備だって至れり尽くせりじゃないか。」と思っていた209系も、これより更に優れた車両に交代する時が来たのである。
 
 時は確実に流れている事を痛感した。

 思えば17年前、平成4に「寿命半分、価格半分、重さ半分」と云う宣伝文句で登場した901系の量産車として京浜東北線に登場して以来、「走るんです!シリーズ。」と後ろ指をさされながら、京浜東北線をはじめ南武線、川越線・八高線へと活躍の場を広め、それから、6ドア車組み込みによる編成組替え、そして平成10年に車体幅を拡大したものが登場し、それが総武線各駅停車へ投入された。



 二枚目の画像は、総武線各駅停車の209系。裾絞りの構造から、車体幅が拡大されている事がわかる。8月12日に西船橋にて。

 この後、総武線各駅停車へのE231系の投入及び、京浜東北線のデジタルATCへの変更や、前述の最新型E233系の京浜東北線への投入によって、配転や廃車が進められ、今ではだいぶ数が減ってしまった。

 この209系、今乗ってみるとだいぶすすけた感じがする。スモークガラスの為か、それとも清掃し切れず汚れが残っているのか、若しくはE233系に乗り慣れてしまった為か・・・・・・・。

 これは、どの車両にも言える事だが、209系も登場時は未来を象徴する車両であった。今までに無い車内デザイン、ガラスの取り付け方を変更してステンレス部分との段差を無くした客用扉、スモークガラスを採用した事でカーテン無しでも太陽が眩しくない窓、数が増えたつり革・・・・・。

 209系に乗るという事は、それが登場する前に生きていた人(例えば昔の自分)から見れば、今の自分は未来の世界に居ると言う事がハッキリ分かるだろう。
 
 数を減らしながらも、E233系に負けまいと力走する209系にボクはエールを送りたい。