Mr.N&HOのgooブログ。

私、ちび副駅長(旧 ニャーすけ)は、2023年9月7日(木)に、「Mr.N&HO」とハンドルネームを改めました。

もう、そんな時か・・・・

2009-10-10 21:27:00 | 鉄道全般
 去る9月30日、仕事の帰りに田端駅で、京浜東北線の209系を撮影した。



 一枚目の画像は、言うまでも無く京浜東北線209系。

 今、この209系は最新型のE233系への置き換えが進んでいる。ついこの間まで、「まだ新しい、車内設備だって至れり尽くせりじゃないか。」と思っていた209系も、これより更に優れた車両に交代する時が来たのである。
 
 時は確実に流れている事を痛感した。

 思えば17年前、平成4に「寿命半分、価格半分、重さ半分」と云う宣伝文句で登場した901系の量産車として京浜東北線に登場して以来、「走るんです!シリーズ。」と後ろ指をさされながら、京浜東北線をはじめ南武線、川越線・八高線へと活躍の場を広め、それから、6ドア車組み込みによる編成組替え、そして平成10年に車体幅を拡大したものが登場し、それが総武線各駅停車へ投入された。



 二枚目の画像は、総武線各駅停車の209系。裾絞りの構造から、車体幅が拡大されている事がわかる。8月12日に西船橋にて。

 この後、総武線各駅停車へのE231系の投入及び、京浜東北線のデジタルATCへの変更や、前述の最新型E233系の京浜東北線への投入によって、配転や廃車が進められ、今ではだいぶ数が減ってしまった。

 この209系、今乗ってみるとだいぶすすけた感じがする。スモークガラスの為か、それとも清掃し切れず汚れが残っているのか、若しくはE233系に乗り慣れてしまった為か・・・・・・・。

 これは、どの車両にも言える事だが、209系も登場時は未来を象徴する車両であった。今までに無い車内デザイン、ガラスの取り付け方を変更してステンレス部分との段差を無くした客用扉、スモークガラスを採用した事でカーテン無しでも太陽が眩しくない窓、数が増えたつり革・・・・・。

 209系に乗るという事は、それが登場する前に生きていた人(例えば昔の自分)から見れば、今の自分は未来の世界に居ると言う事がハッキリ分かるだろう。
 
 数を減らしながらも、E233系に負けまいと力走する209系にボクはエールを送りたい。
 
 
 
 

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