goo

『広島にチンチン電車の鐘が鳴る』

8月4日(金)

銀座に来るといつも迷子になったような存在が薄められていく

夜7時30分、銀座小劇場で『広島にチンチン電車の鐘が鳴る』というひとり芝居を観る。原作のきむらけんさんと某喫茶店でお会いして、お話をさせてもらったのがきっかけでチケットを喫茶店のマスターから頂いた。
タイトルで分かるように広島に落とされた原爆がモチーフとなっている。考えても考えても想像しても想像しても、事実との距離は縮まらないけれど、考え想像し続けないといけない…改めて思った。
2000年の9月から毎年、このひとり芝居は続けられてい。演じるのは、蒔村 三枝子さんだ。
9時、劇場を出る。銀座にはめったに来ないから、どこがどうなって、どこになにがあるのかまったく分からず。どうにか入りやすい店を探して夕食。
11時過ぎに帰宅。少しぼーっとしてから寝床に潜り込む。「残光/小島信夫」読了。12時40分就寝。

◎酒量メモ
生ビール1杯、ウーロン杯1杯。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 山椒スパに夢中! 不名誉な負傷 »
 
コメント
 
 
 
Unknown (ちゃちゃママ)
2006-08-05 10:49:13
広島に住んでいると原爆なんか当たり前だし子供の頃は原爆病院なんかすぐ近くだったので体の何処かしらにケロイドのある人が通院している姿を何度も目にしていたのですがその人たち姿も見かけなくなっていってその頃見たり聞いたりした事もいつの間にか過去へ封印して8月6日が来ても記念日と言うことばに置き換えてしまってる私がいます。

 
 
 
広島 (minami)
2006-08-05 14:03:42
ちゃちゃママさんは、広島でしたね。



真ん中にいると、こころのどこかで封印したいという、なにか防衛本能が働くのかもしれませんね。リアリティが違い過ぎますもんね。





人はどうせ死ぬんだから殺し合う事なんてない!と、思うんですけどね。

人間同士が争い、傷つけている場合ではないのに、切ないです。



ブログ、見に来て頂いてありがとうございます。



 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。