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写真日記

記憶も記録もピンボケくらいがいい

毎朝、
何年か前の写真ですよ~と、グーグルさんが言ってくる。
ワタクシの過去はすでに握られている、なんてことを思いながら見ている。
写真日記ということだ。毎日過去を振り返りなさいということか、大きなお世話だとぶつぶついいながらも見てしまう。
プリントした写真を綴ってあるアルバムなんて、もう何年も見ていないし、ある時期から写真を撮っていないので、おとぎばなしのようなものだ。あー青春は、玉手箱の中のものがたりである。
なので、グーグルさんが見せてくれる写真にじぶんは写っていない。風景か食べたものばかりだ。「そこに思い出はあるのか、おかみさん」(愛だったか、コマーシャルは)。
今思うと、酒量を記録撮影しておけばよかった。毎日、どれくらい飲んでいたかを記録していたら、戒めにもなっただろう。
随分むかし、友人とどれだけ酒に金を費やしたかを計算したら、家一軒買えただろうという結論に達した。アホだ。ま、酒を飲んでいなかったら他のことに夢中になって、稼ぎのほとんどをつぎ込んでいたでしょう。どっちにしてもアホにかわりはなかったはず。


※週に一度は、おかゆです。

デジタル写真になってから、気軽にシャッターを押せるようになったので写真がたまっていく。フィルム時代は、現像とプリントでお金がかかった。その上、うまくとれているかどうかは、現像しないとわからなかった。スリリングな時代だったのだ。
いまもフィルムカメラを何台か持っている。たまには使おうと思うのだけれど、撮ったあとの行程を考えるとためらってしまう。あの頃のたのしみの時間をたのしめなくなっているということなんだろうな。ちょっとさみしいね。





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