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君恋しい夜

君を抱きたくなる夜の一人酒


※一人酒は酔う。
ひとり部屋で飲む酒は、まわる、まわる、どんどんまわる。
その遠心力で沢山の女々しい詩が生まれる。
なんともはや、沈没しそうなくらいあかんたれな自分が浮かび上がるのだ。
とくに、重い募る彼女を抱きたい夜は、酔いも早く、険しい。
千鳥足で部屋を徘徊しながら、
虚しいラブソングを作っては捨て、作っては捨て、
結局、頂に辿り着けないまま時間に押し流されていく。


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