YO's Blog♪ 天才ミュージシャン 加納洋の問わず語り 

全盲のジャズピアニスト加納洋の
音楽、NYの暮らし、仲間、旅、福祉活動…
~☆大切なものとの出会い☆~

ショッキング麻痺

2010-02-17 | 問わず語り
友人のフユミが、
昨年、乳がんの手術をし、おっぱいを片方取った。
そのあと、シリコンではなく、
自分の脂肪を使っておっぱいを作るという、
日本では例のない手術をした。

それを日本のあるテレビ局が取材したようである。
フユミ本人は、同じ病気を持つ人のためになればと、
取材に協力したそうだ。

抗がん剤治療をしているところも取材に来たそうだ。
その時、手術したおっぱいも撮らせてほしいと言われた。
いくら人のいい彼女も、それは断ったそうだ。

この10年ほど前から、
アメリカでは「リアリティテレビ(Reality TV)」が流行っている。
日本でも多くのテレビ番組はそうなっている。

バラエティ番組はもちろん、
ニュースやドキュメンタリーにも
その傾向が強く出ているような気がする。

人の話も聞かず、怒鳴り合っているだけの政治討論番組、
事故の直後の血だらけになっているケガ人を写したり、
バラエティ番組もタレントの個人攻撃のバトルが、
芸とも言えない低次元で行われている。

視聴者は、
よりショッキングなもの
もっとショッキングなもの
さらにショッキングなもの…と
どんどんエスカレートして望むようになってきているようだ。

マジ、怖い!

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