6月21日(日)、東京で開催されたケアラー支援フォーラム「それは、私だったかもしれない。 介護殺人/ケアラーの人権/介護者支援」に参加し、家族介護者をはじめとする介護者(ケアラー)の悩みや課題について学んできました。
介護者の人は「助けて!」と言っていいし、「助けて!」の声に応える仕組みをつくるために、
・(家庭で)介護を担うことにより、職を失ったり、地域参加がしづらくなったりという社会からはずれることを防ぐこと。
・介護者のためのセンター・駆け込み寺が要る。
・介護者(ケアラー)の基本的人権を擁護する。
・介護(の実態)を周りに知ってもらわなければならない。
など、様々なヒントを得ることができました。
介護者支援には現在でもショートステイを活用したレスパイトケア(休息)がありますが、大事なのは介護者支援の充実が、介護者が(家庭での)介護を続けることを単に助長するのではなく、介護者が社会で活躍したり生活を楽しんだりする機会を失われないよう社会全体でとりくむこと。
介護者支援を個別具体的に充実していく知恵は難しく、私もまだまだ勉強不足です。しかし、介護者が生き生きと生活し社会参加できることが当たり前、との考え方を地域で共有していくための取組がまず必要だと改めて理解しました。