MEG'S ROOM

気ままに、素直に日々の出来事。

「燦燦」観て来ました。

2013-11-28 09:01:54 | 映画

吉行和子さん主演の映画「燦燦」を友人と観て来ました。

30代の若い監督の映画とは思えぬ、

高齢の方が観ても、胸がきゅんとするような映画でした。

77才のたえさんが、「人生の花道を輝かせたい」と婚活するお話。

その切実な思いは、たえさんのことが分るにつれて、

胸にしみ込んできます。

 

「婚活~。」と、笑っていたのが、

たえさん、幸せになってと、応援する気持ちと、

み~んな、輝きたいのよ。

生きているんだもの・・・と。

 

ご主人を亡くしている友人は、色々なことを思い出したようで、

涙をポロポロ。

 

「笑える映画だと思ったのに、お父さんのこと思い出した。」と。

 

監督は外山文治さん。

4・5年前の28歳の頃に考えていた映画だとか。

ヒロインたえの姿は、長患いで外へ出られない生活を過ごした祖母を思い

「私の祖母が羨ましがってくれるようなヒロイン像を目指した。」そう。

 

吉行和子さん演じる、たえさんは、婚活する時とっても、若々しく輝いています。

普段は普通のおばさんになっているのが、さすが女優さん。

あんなふうに、歳をとれたらと、思わせるのが女優ですよね。(笑)

 

宝田明さん、私が子供の頃から、ダンディーなおじ様でしたが、

私が、おばさんになっても、そのままなのは、怪物???

 

山本學さん、真面目な紳士はお変わりなく。

 

良い映画でした。