アルテ・カペレ練習日記

ドイツ風小ブラスバンドの楽しみ

ドイツのクリスマス市 1  ポストホルン

2006-12-09 15:23:51 | 音楽
11月29日成田をたって、日本航空直行便JL407便でドイツ、フランクフルトに着きました。

ここからハイデルベルク、シュトゥットガルト、ウルム(ここは湧き水が、そのまま綺麗な小川となって流れています。)のクリスマス市を見学し、次の目的地ニュルンベルクに着きました。

ここのクリスマス市は、人でごった返しています。その中をかき分けて、馬車がやって来ました。

ラッパの音が聞こえてきます。「ポストホルン」です。

ポストホルンは、15世紀ヨーロッパで郵便制度ができてから、近年まで郵便馬車(乗合馬車も兼ねていた。)の出発と到着を知らせるため、御者が吹いた環状のホルンです。(音質はホルンよりコルネットに近い音です。)

写真のポストホルンはロータリーバルブ付きの楽器ですが、郵便馬車の御者が使った楽器はロータリーバルブの付いていない「ナチュナルポストホルン」です。

写真では左手で譜面を支え、右手でロータリーバルブを操作しています。

演奏している曲はクリスマス市なので、ドイツの古いクリスマスの曲を演奏しています。

本来は、郵便馬車の出発と到着を知らせるための音楽を演奏したことでしょう。
ケーニヒの「ポストホルンギャロップ」の様な単純で素朴な旋律を !!

馬車の上で演奏されるクリスマスの曲もなかなか味があるものだ!と感じました。

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