アルテ・カペレ練習日記

ドイツ風小ブラスバンドの楽しみ

ロータリーアルトホルンのネジ作成 2

2009-03-19 10:42:49 | 楽器
ウォーターキイ軸はトランペットの第三抜き差しストッパーネジを素材にして加工しました。

写真上が加工前のトランペットの第三抜き差しストッパーネジ。

写真下が完成したウォーターキイ軸です。

加工の仕方は、万力にストッパーネジのネジ部分を挟み、糸鋸でネジ頭にマイナス溝を切ります。

次に糸鋸でネジ部分の長さを必要量残して切り、電動ドリルのチャツクにネジ頭を挟み、ドリルを回転させながら板ヤスリをあて、ネジ部分の太さを3ミリまで削ります。

今度は3ミリ0.5のダイスでネジ山を切っていきます。

材質が洋はく材なので真鍮材より硬くネジ山は切り難いです。油を塗りながらネジ山を切り終えたら、ウォーターキイ台にセットしてみて、ちゃんとセット出来れば完了です。
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ロータリーアルトホルンのネジ作成 1

2009-03-17 13:52:17 | 楽器
昨日は、オーストリアから入手したロータリーアルトホルンの“連絡板止めネジ”と“ウォーターキイネジ”を作成しました。(オリジナルの部品は喪失。間に合わせの部品をつけていたので、以前から新しい部品を作ろうと思っていたのでした。)

写真上が素材となったホルン用押しネジ、写真下が完成した“連絡板止めネジ”です。(色が違うのは削ったことでニッケルメッキがとれ素材の真鍮の地肌の色。)

作り方は、電動ドリルのチャツクにホルン用押しネジのネジ部分を挟み回転させ板やすりで削っていきます。

ネジ頭側面を8ミリから6.1ミリまで削り、次にネジ頭上面を削ります。

今度は、削ったネジ頭を電動ドリルのチャツクに挟み3.8ミリの太さのネジ部分を3ミリまで削ります。

次はタップでネジ山を作成します。タップは3ミリピッチ0.5です。ちなみに手持ちのタップでこの大きさがなかったのでインターネットショツピングで購入しました。買いに行くより手間がかからず、安かったです。

タップは油をつけながら、少しずつネジ山を切って行きます。ロータリーアルトホルンの回転台の連絡板止めネジをうける所に上手く捻じ込めれば完成です。

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ロータリーアルトホルンのマウスピース入手

2009-03-13 15:37:13 | 楽器
ヤマハフリューゲルホルンYFH436G購入への進展がないので、今日は他のことを書きます。(フリューゲルホルンの発送はやはり5月か?)

先日、オークションでアルトホルンのマウスピースを入手しました。

旧西ドイツ製です。

当然、ベルリンの壁崩壊(1989年)以前の商品ですので20年以上前のマウスピースです。

商品名はCOASTとマウスピースに刻んであります。ナンバーはなし。外観はアメリカ製マウスピースではなく、ドイツ製マウスピースの感じがします。当たり前?!か。

生産から20年以上立っている割には、擦り傷うち傷が少々ありますが状態は良いです。

シャンクはドイツロータリーアルトホルンの感じですが、以前オーストリアから入手したロータリーアルトホルンに付いていたマウスピースより全長が2ミリほど短いです。

ロータリーアルトホルンにこのマウスピースをさし、吹いてみました。

意に反し、ロータリーアルトホルンに付いていたリムがギタギタのマウスピースより音程が悪いです。低音域の倍音の間が広めで第二倍音(実音E♭)が低いです。

ちょつと残念!

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