ティンパニー

私はドイツの木製の人形やおもちゃも好きです。

ドイツのオンラインショッピングでエルツ山地ザイフェンで製造されているティンパニー奏者の人形を見つけました。

この人形はパレード中のトランペットコーの中のティンパニー奏者のように私には見えます。

トランペットコーとは中世から１８００年にかけて当時のヨーロッパの領主、王様がお抱えしていたトランペット奏者、数人～十数人　プラス　ティンパニー奏者から成り立つトランペットアンサンブルです。

トランペットは当時、権力の象徴で何人のトランペット奏者を抱えているかが、その土地の領主、王様の力の象徴でした。

トランペットコーは領主、王様の戴冠式、結婚式や各種式典にいろいろな曲を演奏したことでしょう。

私の持っている資料に馬上のトランペットコーの姿が描かれている絵があります。ティンパニー奏者は馬の背にティンパニーを左右に振り分けて付けられています。

トランペットコーのパレードの絵もあります。ティンパニーはティンパニー１組を背に担ぐ人がいて、その後ろをティンパニー奏者が歩きます。その後にトランペット隊が続きます。

この絵を見てティンパニーを担ぐ人はかなりの重労働だし、ティンパニー奏者もたたく位置が少々高くて叩き辛そうだ！と思っていました。

この写真の人形のポジションように２人でティンパニーを持った方が合理的です。

実際、当時のトランペットコーのパレードにはティンパニー奏者はこのスタイルで演奏したのでしょう！

ミニチューバ

ドイツの楽器店のオンラインショッピングを見ていたら面白い楽器を見つけました。

とても小さなチューバです。“MELTON 14 F-REISETUBA”です。値段は５３４９ユーロ（約７０万円）

MELTONはメーカー名で金管楽器を作っている会社です。（たぶんドイツの会社だと思います。）

REISEは旅行と言う意味です。つまり“旅行用チューバ”の意味。

この楽器はF管です。仕様はボア１５．５ｍｍ、ベル２２ｃｍ、高さ５１．５ｃｍ、重さ７．９Ｋｇ

ボアサイズは細めのチューバのボアサイズ、ベルの大きさはテナートロンボーンとほとんど同じ大きさ、高さはアルトホルンの高さより低いです。

私の知る限り世界一小さいチューバです。持ち運びにはとても便利そうです。

東京ドイツ村ミニコンサート１１月２３日 ４

今日はアルテ・カペレで重宝しているドラムセットを紹介します。

写真のように小さなドラムセットです。持ち運びにとても便利。組み立てた状態でちょっとした移動もできます。

このドラムセットはトニースミスのミニドラムセットＴＤＲ－３００です。

バスドラ　１４×１０
タムタム　　８×６
スネア　　１０×５
シンバル　１０”

小さくて、とてもかわいいドラムセットです。置き場所も取らない。

楽器の仕上げは今一歩ですが、このドラムセットの値段はとても安いです。（２万円以下で買えると思います。ドラムイスは華奢な作りなので、他の物を使っていますが・・・）

アルテ・カペレのようなバンドだったら十分使えると思います。

東京ドイツ村ミニコンサート１１月２３日 ３

１回目の演奏が終わったら、すぐレストランで昼食です。

２回目の演奏は１時からです。１回目の演奏終了時間が１１時半過ぎですので、あまりゆっくりしていると次の演奏時間が迫り時間的に余裕がなくなります。

この日は室内での演奏だったので全員で食事できました。（屋外演奏だと楽器の見張り番が必要なので、昼食は交代制になります。）