アルテ・カペレ練習日記

ドイツ風小ブラスバンドの楽しみ

ホルトン ポケットトランペット T-650 4

2010-08-09 15:18:11 | 楽器
ジュピターにはありませんが、この楽器には第三抜き差しストッパーが付いています。

やはりストッパーがあった方が便利ですが、第三抜き差しの抜き差し量が13,5mmしかないのが残念・・・この楽器の構造上しかたないのですが、

あとひとつ残念なことが・・・音程のとり方がめちゃくちゃむずかしいです。

実音 上のE,Fが高すぎるのでコントロール出来ない。

現状ではチューニング管を幾分抜き気味にして低めに吹いて上のE,Fの音程を何とか合わせ、中低音は高めに吹いて合わせるしかない・・・

慣れてくれば何とかなるかなア。音は良いんだけど。
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ホルトン ポケットトランペット T-650 3

2010-08-04 11:33:51 | 楽器
すぐに修理を始めました。

半田付け面をキサゲできれいにして、0.1mm抜き差し管のピッチを広くして仮組みします。

その第3抜き差しを本体のポケットトランペットに組んで動きチェツクします。

問題なくスムースに動きました。

そのまま、フラックスをつけて半田付けです。ヤマハ製品のラッカーの様に被膜が強くないので短時間で仕上げないとラッカーが焦げたり、薄くなったりします。

ガスバーナーの火が他の部分に回らないように注意しながら付けます。下手すると半田付けしたい場所は付かず、他の場所の半田が外れてしまいます。

写真のような出来上がり、自分の採点では90点ラッカーを焦がさずにすみました。ラッカーは最初かけないつもりでしたが、幾分ラッカーが薄くなった様なので最終的にラッカースプレーをかけ仕上げとしました。

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ホルトン ポケットトランペット T-650 2

2010-08-02 17:11:38 | 楽器
入手したホルトン ポケットトランペット T-650の状態はほとんど未使用で、長在品(長期在庫品)の感じです。

楽器を手入れしているうちに第三抜き差しの動きが気になりだしました。

ノギスでよく調べてみると内管のピッチが外管のピッチより0.1mm狭いです。(何とか動きを出すために内管、外管ともわずかにハの字にセットしてありました。)

外管、内管を正しく平行にすると0.1mmのピッチの違いでまったく動かなくなりました。

内管を0,1mm広げているうちに半田付けがはがれてしまいました。通常のトランペットより半田付けの“のりしろ”の面積が狭かったからです。


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