わたしは子育てほど辛く大変だったことは今までにありませんでした。
よくこちらのブログにも載せていますが、まず息子のときに相当凹みました。
周りから「もっと怒ったほうがいい」とか「愛情が足りないからこんなに
うるさく騒ぐんだ」とか「母親がなめられてる」とか、ほんとにいろいろと
言われました。
「家で大型犬を飼ってるから、こどもが暴力的になっちゃうんじゃない?」
「二世帯同居で必ず誰かに甘やかされてるからこんなに言うこと聞かないんじゃない?」
などなどね。
愛しくて可愛いのに、とにかくずっと叱って注意してばかりで自己嫌悪。
そんなこんなで今思えばあれは「育児ノイローゼ」だったと激しく頷く感じですが、
朝4時にはもうベッドで奇声を上げながらジャンプを繰り返す息子を見て、
またこの子と一日どうやって過ごせばいいんだろう・・と泣きましたよ。
ええ、わんわんとこの世の終わりのように泣きじゃくりました。
完全にノックアウトされたのは、息子が大変だという愚痴をこぼしたときに
「すべては親のせいでこうなってるのに、こんなに言われてこどもが可哀想!」
と言われたときでした。
「自分はダメな人間で、母親失格だ!」とまたまた泣きました(家でひっそりね)。
とにかく奇行が目立ち、まったく言うことを聞かない息子にうんざりし、
プチ引きこもり状態になったこともありました。
今思えばそんなこと!と一笑に付せる感じですが、
「3歳でダメと待てが理解できないこどもは、育て方が悪いんだって!」
と聞き、一体わたしは何を間違えてしまったのかと真剣に悩みました。
だけど、下の娘が大きくなるにつれて、
「おや?ダメと待てが完全に通じてるぞ?」(犬かっ?)とかってことが増えてきて、
息子もやっとちょっとづつ言うことを理解してきてくれて、
救われた思いになったことを憶えています。
(いや、でも確かに「ダメ」と「待って」は聞いてもらわないと、道路に出たとき
なんかすごく危険ですからね~)
子育ての経験もない人も、普段は無口で他人のことなんて関係ないって人も、
育児のことに対してはいろんなことを口出しするもんなんです。
他の家庭内のことには「それは間違ってる」とか「ちょっとこうなんじゃない?」
的なことって、他人にそんなにはっきりといいませんよね。
きっと人間の本能的に、育児には危機感があるんじゃないか?と思っています。
「親が育児に悩む」
それってそれだけで答えなんかないんです。
いや、経験した者が知ってる細かい「技」なんかを教えてあげるのはいいでしょう。
ただ「愛情が足りてないんじゃない?」なんて軽々しく言ってはいけないんです。
悩んでるお母さんはきっとそれだけで「いいお母さん」なんです。
悩んでるのはこどもを愛して頑張ってる証拠です。
だからそれでいいんです。そのままでいいんですよ。すぐに大きくなっちゃいます。
わたしは最近すごくそんなことを考えています。
すごく立派な親にすごく立派なこどもが育つかといえばそんなこともないし、
傍目からみてどうなの?って親にしっかりしたこどもが育つことも多い。
「こうすればみんなこうなる」ってのも絶対にないし、
また逆に「こうしないといけない」ってのもないんです。
そしたら結局「親はなくても子は育つ」ってまさに正論なんだなと思います。
だけど、幼い頃の暖かい思い出、笑ったこと、怒られたこと、楽しかったこと・・
これって一生心の大きな支えになるだろうと思うのです。
そして「親が笑っていたこと」。
これがきっと一番すばらしい思い出だとわたしは勝手に決めたのです。
(あくまでもわたしにとって都合よくってことかも・・ですが!)
オットもよくわかってくれて、とにかくこどもと思い出を作ろうと頑張っています。
だけど、それはわたし達夫婦の幸せでもあり、それこそわたし達家族の笑顔に
つながるって訳なのです。
もちろん泣きながら勉強したり、いやいやながらラジオ体操に行ったり・・という
我慢の経験も必要。だけど、分かると楽しい!終わると嬉しい!ってことが大事。
なにが正しくてなにが間違ってるのか、わからないことだらけですが、
一度しかない人生の一度しかない幼少期。
たくさんの経験が心の引き出しにしまわれるといいなと思います。
わたしは本当に大変な時期を過ごしましたが、息子のおかげでいい勉強になったと
心から思っています。
手のかからない子って本当にいますから(←心底うらやましいですよ~!)
手のかかる子の親の気持ちが分からないと思うんです。
だけど、わたしは分かります。
お母さんはみんな一生懸命です。
その思いに共感し、応援できる人になれたこと、感謝しています。
よくこちらのブログにも載せていますが、まず息子のときに相当凹みました。
周りから「もっと怒ったほうがいい」とか「愛情が足りないからこんなに
うるさく騒ぐんだ」とか「母親がなめられてる」とか、ほんとにいろいろと
言われました。
「家で大型犬を飼ってるから、こどもが暴力的になっちゃうんじゃない?」
「二世帯同居で必ず誰かに甘やかされてるからこんなに言うこと聞かないんじゃない?」
などなどね。
愛しくて可愛いのに、とにかくずっと叱って注意してばかりで自己嫌悪。
そんなこんなで今思えばあれは「育児ノイローゼ」だったと激しく頷く感じですが、
朝4時にはもうベッドで奇声を上げながらジャンプを繰り返す息子を見て、
またこの子と一日どうやって過ごせばいいんだろう・・と泣きましたよ。
ええ、わんわんとこの世の終わりのように泣きじゃくりました。
完全にノックアウトされたのは、息子が大変だという愚痴をこぼしたときに
「すべては親のせいでこうなってるのに、こんなに言われてこどもが可哀想!」
と言われたときでした。
「自分はダメな人間で、母親失格だ!」とまたまた泣きました(家でひっそりね)。
とにかく奇行が目立ち、まったく言うことを聞かない息子にうんざりし、
プチ引きこもり状態になったこともありました。
今思えばそんなこと!と一笑に付せる感じですが、
「3歳でダメと待てが理解できないこどもは、育て方が悪いんだって!」
と聞き、一体わたしは何を間違えてしまったのかと真剣に悩みました。
だけど、下の娘が大きくなるにつれて、
「おや?ダメと待てが完全に通じてるぞ?」(犬かっ?)とかってことが増えてきて、
息子もやっとちょっとづつ言うことを理解してきてくれて、
救われた思いになったことを憶えています。
(いや、でも確かに「ダメ」と「待って」は聞いてもらわないと、道路に出たとき
なんかすごく危険ですからね~)
子育ての経験もない人も、普段は無口で他人のことなんて関係ないって人も、
育児のことに対してはいろんなことを口出しするもんなんです。
他の家庭内のことには「それは間違ってる」とか「ちょっとこうなんじゃない?」
的なことって、他人にそんなにはっきりといいませんよね。
きっと人間の本能的に、育児には危機感があるんじゃないか?と思っています。
「親が育児に悩む」
それってそれだけで答えなんかないんです。
いや、経験した者が知ってる細かい「技」なんかを教えてあげるのはいいでしょう。
ただ「愛情が足りてないんじゃない?」なんて軽々しく言ってはいけないんです。
悩んでるお母さんはきっとそれだけで「いいお母さん」なんです。
悩んでるのはこどもを愛して頑張ってる証拠です。
だからそれでいいんです。そのままでいいんですよ。すぐに大きくなっちゃいます。
わたしは最近すごくそんなことを考えています。
すごく立派な親にすごく立派なこどもが育つかといえばそんなこともないし、
傍目からみてどうなの?って親にしっかりしたこどもが育つことも多い。
「こうすればみんなこうなる」ってのも絶対にないし、
また逆に「こうしないといけない」ってのもないんです。
そしたら結局「親はなくても子は育つ」ってまさに正論なんだなと思います。
だけど、幼い頃の暖かい思い出、笑ったこと、怒られたこと、楽しかったこと・・
これって一生心の大きな支えになるだろうと思うのです。
そして「親が笑っていたこと」。
これがきっと一番すばらしい思い出だとわたしは勝手に決めたのです。
(あくまでもわたしにとって都合よくってことかも・・ですが!)
オットもよくわかってくれて、とにかくこどもと思い出を作ろうと頑張っています。
だけど、それはわたし達夫婦の幸せでもあり、それこそわたし達家族の笑顔に
つながるって訳なのです。
もちろん泣きながら勉強したり、いやいやながらラジオ体操に行ったり・・という
我慢の経験も必要。だけど、分かると楽しい!終わると嬉しい!ってことが大事。
なにが正しくてなにが間違ってるのか、わからないことだらけですが、
一度しかない人生の一度しかない幼少期。
たくさんの経験が心の引き出しにしまわれるといいなと思います。
わたしは本当に大変な時期を過ごしましたが、息子のおかげでいい勉強になったと
心から思っています。
手のかからない子って本当にいますから(←心底うらやましいですよ~!)
手のかかる子の親の気持ちが分からないと思うんです。
だけど、わたしは分かります。
お母さんはみんな一生懸命です。
その思いに共感し、応援できる人になれたこと、感謝しています。