息子に初めての遊び友達が出来ました。
昨日の夕方、暗くなるまでの少しの間、自転車に乗って
娘と息子と3人で公園に行きました。
するとパパと小学生の兄弟がサッカーをしていて、息子が
「ママ、僕もやってきていい?」と聞くので
「入~れ~て!って、一緒に遊ぼう!っていってごらん」
その兄弟は快く仲間に入れてくれ、わたしは遠くからそのパパに
大きく頭を下げて、娘と鉄棒をしていました。
楽しそうに、それでもきちんと順番にボールが回る様に、
高学年のお兄ちゃんが気を遣ってくれているのが分かります。
言葉や自己紹介なんてなくても、3人で元気に笑って
まるでずっと前からの仲間の様にボールを蹴り合っていました。
帰り際に息子が
「今日はありがとな!明日もサッカーしようぜ!10時に集合ね~!」と
ありったけの声で叫んだので、え、そうなの?ほんとに?と
確認しようにも、もう兄弟は颯爽と自転車で行ってしまいました。
夜、絵本を読んで寝るときに息子が
「ママ、お友達明日来るかな?」
「うん。きっと来るよ。来るといいね」
やっぱり息子も心配なのでしょう。わたしも心配で祈りたいほどでした。
そして今日10時少し前。
「さ、ママ行くよ~!」と駆け出す息子に合わせて公園へ。
今日は自分のサッカーボールも持ち、とっても嬉しそうに
「ママ、小学生になったら友達100人作るでしょ?
今日のお友達が最初に出来た小学生のお友達だね!」
・・ああ~お願い。お兄ちゃんたち、来てね来てね来てね・・・。
公園には誰もいなくて、
「じゃ、ママとサッカーして待ってようよ!」
と明るく元気に誘っても
「お友達が来る前に、転んでも痛くないように石を拾っておこうよ」
と息子。2人で石を拾っていたその時!!
「お~い!○○○~~おはよ~~!!!」
兄弟がニコニコと手を振って風のように現れ、しかも名前まで呼んでくれてる。
わたしにはその登場シーンがスローモーションで映り、
頭の中ではなぜか、本当になぜか「ロッキーのテーマ」が流れました。
鼻がツ~ンとなって目がじゅわっと熱くなりました。
あやうく息子より先に飛びついて抱き締めてしまいそうでしたわよっ
もうわたしのことなど眼中になく、楽しそうに早速ボールを蹴り始める子たち。
よかったね、よかったね、よかったね・・・よかったよ~!
こどもの友達のことは、親として本当に気になるものですが
親ですから、信じて祈って見守るしかないのです。
これからもいろんなことがあると思いますが、
わたしに出来ることはただひとつ、楽しかった時も悲しかった時も
安心できる存在であることだと思っています。
今日はとてもしあわせな日でした。
友達100人か・・・富士山の上でおにぎりだね!