スポーツマン再生工場

(旧全力で走れる喜び)
3軸理論®/骨格ランニング®

両膝の痛み  体型にあった走り方とシューズとは

2021-07-03 09:37:55 | ランニング障害
途中まで良いペースで走っていて、急に膝が痛くなって失速。目標タイムが遥か彼方へ。そのような経験をされた方、少なくないのではないでしょうか。

膝が痛いというと、すぐに前腿の筋力が足りないとか、フォームが良くないとか、シューズ、インソール、テーピングでということが想起されますが、一人一人原因が異なるため、この中に問題がない場合もあります。

そもそもどうして膝が痛むのか、基本的なところから解説していきます。



ビフォーイメージ

○0代女性 趣味マラソン
ワーク:屋内

練習を続け、
いよいよフルマラソン。
途中までサブ4ペースで走れていたところ、
両膝の痛みにより失速。
4時間どころか5時間に到達。
これは、
ただ走り込みをしたり、
筋力をつけるでは解決しないと考え、
KCCランニングクリニックへ。

上、ビフォーフォーム。

脚が長いためピストン走法が向いているのですが、
ご覧のようにスイング走法で走っていました。
シューズもしっかりスイング走法用のもの。
これではイニシャルコンタクトで大臀筋に入らず、
大腿四頭筋で衝撃吸収をしてしまっていました。
これにより大腿四頭筋の拘縮が高まり、
収縮性が低下することにより、膝に大きな負担がかかっていたと推測できます。

そしてお察しの通り、
この状態で前腿の筋肉を鍛えようものなら、
悪化してしまいます。

加えて、
大腿四頭筋の中でも、
外側広筋、中間広筋、内側広筋の拘縮が顕著で、
単純なストレッチ体操では筋肉の伸張性を確保できずにいました。
ストレッチできたとしても、
再度同じ走りをすれば、
さらに筋緊張は高まり、悪化への一途をたどってしまいます。



アフターイメージ

まずはピストン走法用のシューズを入手して頂き、
次に、
大腿四頭筋へストレスがかからない走り方、
イニシャルコンタクトでは、
大臀筋で受け止められる走り方に挑戦して頂きました。

大腿四頭筋の緊張が解けていくのと比例して、
自分らしいピストン走法ができるようになってきました。

今回は、合宿にもご参加いただきました。
大きく関節を動かせるトレイル、
そして大きく打ち付けても怪我をしにくい芝生、
という最高な環境で、大きな成果を得ることができました。

まだまだ筋肉の質が変わるまで、
余談は許さないのですが、
丁寧に続けて、
いつまでも走り続けられる身体になってほしいと願っています。



■■■プロトレーナーサポートのご案内■■■

スポーツマイスターズコアHP
・SMCフォームチェック
・KCCランニングクリニック
・3軸トレーニング
・骨格リセットストレッチ

当サポートをご利用の方のみご連絡ください。
取材、連携は大歓迎ですが、セールスは一切受け付けておりません。


【出張可能】
普段は国立競技場周辺にてサポートしておりますが、
東京オリンピック開催に伴い、周辺へも出張対応しております。

・代々木公園
・夢の島
・葛西臨海公園
・駒沢公園
・砧公園など


■■■お願い■■■

当サポートをご利用予定のない場合のお問い合わせはご遠慮ください。

みなさまの円滑なご利用のために、無理なスケジュールでご予約を入れ、キャンセル(変更)されることのないようにお願いします。

トラブル回避のため、お電話ではお答え致しかねるものもございますのでご了承願います。




★★★募集イヴェント情報★★★

★2021夏トレイル合宿ミニハセツネ21072223
https://blog.goo.ne.jp/yawarakasou/e/207c52e67a31a65e0d78283cd932ab7c
★おかわり自由ピストントレラン210807
https://blog.goo.ne.jp/yawarakasou/e/26c2874e7cc1a89ec59ecd9922b28d5a
★おかわり自由ピストントレラン秋合宿21091920
https://blog.goo.ne.jp/yawarakasou/e/fb12d58e2705809f8786d543c9fb19b2
★東京&黄門目前調整トレラン121002
https://blog.goo.ne.jp/yawarakasou/e/bd1866faed16640bebf4acde1a92d71b

★★★★★★★★★★★★★★★


最新の画像もっと見る

コメントを投稿