優しい先生

一昨日、田舎牧師の母を近くの耳鼻科に連れて行った、

「とれる耳垢は全部取りましたが、左側の耳は鼓膜を覆うように

耳垢がついているので、今はとれません、耳垢を溶かす点耳薬を出します

ので、それを毎日朝と夜につけてください、次は金曜日に来てください、」と

お医者さん、そんなわけで、その日の夕方に点耳薬を母の左耳につけた私、

「この薬は、私が管理して、朝晩つけますね」と私、

「そうしてくれるけ」と納得した母、

だが、その日の夜中１１時１５分頃、私たちみんなが寝静まったとき、

一階から「おーい、おーい、耳の薬を私が管理するから、渡してくれるけ」と

母のけたたましい叫び声で起こされた・・そんなわけで、寝ぼけて母に点耳薬を

渡してしまった私・・そのため最悪の事態が・・なんと、母が点耳薬を耳ではなく目に入れて

しまった・・昨日、お祈り会が終わって夕方４時家に帰ると、母がひどく

落ち込んでいた「わたしゃ、えらいことをしちゃった・・バカなことをしちゃった

目が痛い、目がかすんでよく見えないだよ、どうしよう・・この左目は白内障の手術を

してよく見えるようになっただに、だけんど、間違えた時に気付いて、すぐに

洗面台で目をよく洗っただよ、その後、眼科の先生にもらってあった目薬をさしただよ・・」

こんな感じ・・

「せっかく、白内障の手術をして見えるようになった左目が見えなくなったらヤバイ」と

判断した田舎牧師は、今朝、仕事に行くのを遅らせて、母を眼科に連れて行った、

「目の中にやたらとなんでも入れたりすると、目が見えなくなりますよ」と眼科の先生は

言葉少なげに診察し目を洗い、お薬を出してくださったと、「あの先生は言葉は少ないけど

すごく優しい先生だ、そして腕がいいんだ、オレの目もあの先生が治してくれた・・」と田舎牧師、

「お母さん、目どうですか？」と私、

「少し、かすんでいるけんど、前よりもかなりいいよ、痛みはなくなったよ」と母、

「よかったですね、目薬は、一日４回、２種類しっかりとさしてください、

点耳薬は私が管理して耳にさしに来ますからね」と私、

「悪いね、頼むじゃん」と母、

今日、夕方に母とこんな会話をした、

母は安心しにこやかな表情に変わった、よかった、よかった、

今日は母がデイサービスに行く日だったので、朝、デイに電話で状況を話して「突然で

申し訳ありませんが今日はお休みさせて頂きます」と伝えた私でした・・

ベルーバとチビ太は今日はすごくお利口にしていた、これからボケ防止の散歩に

行ってきますね。

それではまた明日。イエス様の祝福があなたの上にありますように。




信仰による祈りは病む人を回復させます、聖書。





　　　　　　２０１７，１，１９．　　　　　　　　　　トマトでした。