八ヶ岳キリスト教会 牧師ファミリーのブログ

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山より大きい神様

2011年07月02日 16時55分03秒 | 証し


千頭星山に登ってきました。
千頭星山の標高は、2139メートル。
地上界が38度の猛暑でも、山頂では寒いくらいです。

さて、実は、私の体重は92キロ。
とても重いので、一般的には登山向きではない身体的特徴があります。

しかし、山が好き。
痩せていた頃は、毎週、週末には山登りを楽しんでいました。
なので、今回の登山は、私一人の力ではなく、主に導かれ、励まされ、あるいは背負われて登った登山だったのではないかと思います。


さて、昔のお話しをします。

私は、約7年ほど前に鬱病を発症。
そして、鬱病のため、過食がだんだんひどくなり、体重もだんだん増加していきました。
去年のこの時期には、なんと、120キロまで重くなってしまいました。
更に、糖尿病も患い、血糖値が260、HBA1Cが11%にまでなってしまいました。
また更に血圧も上昇し、上が160、下が110。
仕事も休職し、もう気分は、「ヨブ記」のヨブな感じ。
生まれた日を消してしまいたいと思う日々。
辛いところを通されました。

しかし、感謝です。
主は私を決して見捨てたりはしませんでした。

それどころか、大きな実りを与えてくださいました。
まず、人格が変えられたことです。
昔の私は、高慢で自信家。
仕事もうまく行き、恋人も出来、それこそ自分こそ優れた人間だと、恥ずかしげもなく思っていました。

しかし、主はそんな高慢な私を見て、悲しみ哀れんで下された。
病の道を用意し、そこを通されました。
友人の多く、そして恋人も去っていき、仕事にも躓き、私の天狗のように伸び猛った鼻は簡単にへし折られ
ました。

やがて、教会へ導かれ、神である主の存在を知り、同じ兄弟姉妹に囲まれ、暖かい信仰生活が始まりました

主も、悔い改めた私を見て「良し」としてくださったのでしょうか。
鬱病には良いクリニックが与えられ、糖尿病には、糖尿病の専門医に導かれ、心身共に改善して行きました

今では、糖尿病は、ヘモグロビンA1Cが5.7%、血圧が上が138、下が89程度まで落ち着き、体重は9 2キロまで減少しました。

耐えて祈って導かれるままに自分の運命を主に任せる。
その結果として、今回の千頭星登山があったのだと思います。

主は愛していてくださる。
「私の目にはあなたは高価で貴い。私はあなたを愛している」)イザヤ43:4
心に響きます。

そして、通された(というより、まだ通されている)試練については、
「患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すことを知ってい
るからです。」
更に、
「この希望は失望に終わることがありません、なぜなら私たちに与えられた精霊によって、神の愛が私たち
に注がれているからです。」(ローマ5:3-5)

との御言葉があります。
感謝な事です。

主は、このまま病を知らずに突き進んでいたら、高慢で、やがて滅んで行くであろう「順調」な私を導き、
捕らえ、今の私に作り直してくださったのです。

主はいつも最善のことをなさります。
苦しいところを通されても、それは、最善の道。

日々、主に感謝の祈りを捧げる毎日に感謝です。

2011/07/02 sak

○ 登山中に写真を撮ってきましたので、ご覧になりたい方は、ここをクリックしてください