みなさんこんにちは!今日は肌寒い日でした。風はなかったのですが、陽がなかなか射さず、特に午前中は底冷えする寒い日となりました。
さて、本日は第9回探鳥会が開催され、33名の方々にご参加いただきました。前回のブログでカワウについて書きましたが、今回の探鳥会ではカワウとカラスの“生命の営み”を身近に観察することができました。
カワウの営巣地では現在卵を温めているカワウが多くいます。そして、スキあらば卵を盗もうとしているカラス(主にハシブトガラス)も多くいます。今日の探鳥会では空になったカワウの巣にカラスがかわるがわるやって来て、3つあった卵を持っていってしまいました。「カラスはなんて悪いやつなんだ」と思われるかも知れませんが、カラスもまた生きるために食べなくてはいけないので、決して悪いことではないんです。自然界は弱肉強食の世界で成り立っており、生態系のバランスが保たれているのです。
弥富野鳥園の探鳥会では、ただ野鳥を観察するだけでなく、こういった自然界の営みなども身近に観察することができますので、参加されたことがない方はぜひ一度探鳥会にいらしてください。お待ちしております。
次回探鳥会は3月3日(日)です。
平成25年2月17日に観察できた野鳥
マガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、クサシギ、ミサゴ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、ハヤブサ、モズ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、アオジ、オオジュリン、ドバト以上34種