このところ、特に週末は天候が良いため、野鳥を観察するには非常に適していますが、新緑のため、野鳥たちが緑に隠れてしまうことが多いようです。
園内の樹林地内では、キビタキの鳴き声が、草原ではセッカの鳴き声が、池のほとりではオオヨシキリの鳴き声が響き渡り、まさに夏鳥のオンパレードとなっています。
また、早朝や夕方にはチュウヒが餌となるネズミ等を探しているのか、上空を飛来している姿が観察することができます。
さて、本日でバードウィーク(5月10~16日)は終了となりますが、この時期になりますと野鳥園では、ヒナ鳥の電話相談が1日数10件以上あります。このブログをご覧になっている皆様は既にご承知だと思いますが、ヒナ鳥はそのままにしていただくことが鉄則です。詳しくはホームページの「ヒナを拾わないで!!」をクイック。
また、5月9日は第2回ミニ探鳥会を開催しましたところ25名の参加者がありました。このときは、まだ北へ帰るカモたちを始めとした22種の野鳥を観察することができました。この探鳥会開催時ではありませんが、早朝、南部樹林地にオオタカの若鳥悠然と止まっている姿が、夕方にはこのオオタカと思われる若鳥がカラスの大群に追われている姿が観察でき、オオタカといえども数10匹のカラスには参ったようです。
平成22年5月16日に観察できた野鳥
カワウ、マガモ、ハシビロガモ、カルガモ、オナガガモ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、セッカ、キジ、スズメ、カワラヒワ、キジバト、オオヨシキリ、カワセミ、ツバメ、コアジサシ、ヒヨドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト以上22種