先述、三寒四温とお話しましたが、近頃は一寒一温といったところでしょうか。2日前は最高気温が20℃を超えた日であったと思えば、翌日には最高気温が10度近く下がる日となり、体がついていかない日があります。新しい年度が始まり、気分一新で学業、職場に望んでいる方、この陽気で体を壊わさないよう注意してください。
今年の桜は長い期間楽しむことができ、そろそろサツキがバトンタッチをするかのように咲き始めました。園内の野鳥も、ツバメ、クロツグミ、オオルリ等の夏鳥が姿を見せ始め、池内には北上する途中のハシビロガモを始め多くの冬鳥たちが羽を休めている姿が観察することができます。
さて、本日、平成22年度第一回探鳥会を開催したところ、25名の参加者がありました。参加者の中には、何度も園主催の探鳥会に参加されているご家族の方、つい最近、ちょっと野鳥に興味を持ち始めた人など様々な参加の方があり、観察指導員の先生が写真などを使って丁寧にご説明いただきました。特にカワウの子育て風景に続き、ダイサギの営巣状況のところでは婚姻色がハッキリとわかるのが非常に印象的でした。
ところで、弥富野鳥園では、バードウィーク(5月10~16日)にちなみ、毎年、一般の方を対象に野鳥写真展を開催しております。本年度も5月1~30日の期間展示する予定ですが、この写真展の募集を4月1~25日の期間、応募をいただいております。詳細についてはホームページ、イベント、野鳥写真展をご覧ください。ぜひ、ぜひ、皆様からのご応募をお待ちしております。
平成22年4月18日に観察できた野鳥
カワウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、バン、ノスリ、キジ、コアジサシ、コチドリ、ケリ、セイタカシギ、クサシギ、イソシギ、チュウシャクシギ、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、セッカ、モズ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、メジロ、オオジュリン、スズメ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ドバト以上38種