高尾山麓日誌

東京、高尾山麓付近に暮らす日常から、高尾山の状況や、高尾山・八王子周辺地域で気付いたこと、周辺鉄道情報などを掲載

気動車首都圏色が試験塗装だった頃 (蔵出し画像)

2016-04-25 00:53:59 | 国鉄
 さて、飯田線の旧国の紹介が続いていますが、本日は若干趣向を変えて、気動車の紹介を。
 これは高崎の旧国を撮りにいったときに見かけた八高線の気動車です。まだ当時朱色5号 (通称首都圏色) が試験塗装だった時代の気動車で、キハ30 15(高タカ一) を先頭にステンレスカー、キハ35900代、キハ20と三色つながった編成です(撮影1975.10)。


 そして、キハ30 15の妻面には、試験塗装である旨表示が書かれてありました。


 この「首都圏色」、最近JR西日本の単色塗装化で現役の塗装として復活しているらしいですね。




大和バイパス車線増 (町田立体) 完成

2016-04-24 21:21:43 | 日記
 本日、横浜の実家へ自動車で行ったところ、大和バイパスの2階建て車線増 (町田立体) が完成していました。先週、通過したときはかなり完成に近い状況でしたが、意外に早い開通でした。どうやら今日の午前6:00に開通したらしいです。
http://machida-road.seesaa.net/category/2551446-1.html

 圏央道、高尾-海老名完成前、八王子の自宅から横浜の実家まで行くのに、普通は2時間~2時間半かかっていました。たまに非常に道が空いているときは1時間半程度で行ける場合もありましたが、それは例外的状況で...

 因みにバスと電車を使うと、時間を見ていけば最短1時間40分程度で行けるので、自家用車で行く方が時間がかるのが普通でした。

 それが圏央道海老名まで開通して半年ほど経った頃から、東名横浜インター周辺にあった流通センターが移転したためか、混まない限り、大体1時間半前後で行けるようになり、そして今回大和バイパスの車線増が完成しました。横浜-八王子間の自動車による通行は、特に混雑時を中心に、だいぶ時間短縮が図られそうです。

 かつては大和バイパスは本当に鬼門で、最悪八王子-横浜間、5時間かかったとこともありました。そのうち3時間程度は大和バイパス通過で掛かった時間だったように思います。

 多分、保土ヶ谷バイパスから大和バイパスに入るときが若干問題で、今まで通り上川井付近を入ってしまうと、車線増のメリットが享受できないので、従来の「東名方面」線用だった左側の車線に入って2階に上がります。上がった後で、右側の車線に入って、左側に分岐する東名への分岐を見送ると、相模原、八王子方面にスルーできます。

 もちろん、今まで通り行っても構わないのですが、246との交差に入ってしまうので、そこで渋滞する可能性が大です。

 今日、通過してみたところ、おそらく相模原、八王子方面に行く車も大半が従来の車線に入っていったようです。なお、八王子方面に行く車線標識はあいまいなので、どちらに行ったら良いのか迷うかもしれません。

上川井分岐前

 この標識の意味は、東名に行きたい車は左端に寄れ、相模原、八王子方面に抜ける車は左端と真ん中の車線を通れ、上川井で八王子街道に降りる車と、246に行く車は右端車線を行けと言う意味だと思います。

 従来は八王子・相模原方面は真ん中および右の車線を通っていきました。真ん中を行ってもいいのですが、左側の東名方面の方がベターです (東名が渋滞しない限り空いています)。

 以前は、一番左端が東名へ向かう車線(& 黄色いセンターライン)、真ん中が上川井へ降りる車線、右端が八王子・相模原方面直進でした。現在は、この3車線が、この先で4車線に分かれ (真ん中の車線が東名・八王子[大和バイパス高層線]方面と、上川井・大和バイパス地上線方面に分岐します)、そのうち左2車線が、東名方面&八王子・相模原方面に行く車線となっています。


 従来、東名インター直進車線用だった区間。いまは相模原・八王子直進車も進入可能です。結構空いていますが、かなりの車は右2車線(上川井出口&地上線)に行ってしまいました。こちらを通れるのに気付かず、今まで通り、大和バイパス地上線に降りていってしまったのでしょうか。それとも元々相模原方面直進の交通量は少なく、246へ曲がる交通量の方が圧倒的に多かったということなのでしょうか。


 東名インターへの分岐標識


 左の東名への分岐をスルーして直進すると、相模原・八王子方面です。右2車線のこの地点から新設区間に入ります。


 新設高層区間。大和バイパスと国道246の交差点では、2階建ての246のさらに上(3階)を通過していきます。246へは曲がれません。
 



 従来の大和バイパスとの合流点が見えてきました。新設区間終了です。従来の大和バイパスからの車が数珠つなぎになっているのが見えます。

 

 





高尾山開花状況 (4月第4週末)

2016-04-23 11:13:32 | 植物

 里の方では、先週当たりからぽつぽつ花を付けだしたクサノオウがかなり花を増やしています。クサノオウは都市化が進むと見られなくなりますが、かといって人の手が余り入らないところは見られない、ある程度自然度の残った、まさに山里の花です。高尾山周辺では、高尾駅西側の築堤あたりから西で見ることができますが、高尾駅から東側では殆ど見られません。
 そのほか、帰化植物のセリバヒエンソウが咲き始めました。ハルジョオンもそろそろ花を付け始めています。

 高尾山の日陰地に広く咲くシャガが咲き始めました。





 ニリンソウ、マムシグサ、ムラサキケマンはまだ咲いていますが、そろそろ終盤です。イチリンソウも盛りを過ぎています。ラショウモンカズラは引き続き。タカオスミレは完全終了です。スミレの種類も少なくなってきました。


ムラサキケマン (白花)

ムラサキケマン (通常)


ツボスミレ (ニョイスミレ)


キランソウ




ノジスミレ?


 クサイチゴはかなり盛んに咲いていますが、峠を越えたような気がします。またミツバツチグリはどんどん花の数を増しています。またチゴユリが満開状態です。ヤマルリソウは継続してみられます。



ツクバネウツギ




タマノカンアオイ


ツチグリ






1959.12.22 国鉄形式称号改正時 改番旧性能電車一覧

2016-04-22 00:17:31 | 旧型国電
 1959年の称号改正では多くの旧性能電車は改番はなく、制御電動車がモハ→クモハになる程度でしたが、一部大幅に改番されている車両があります。阪和型のように形式番号が大きく変わっていれば、改番されていることは明確ですが、特にモハ14 (旧モハ32) は形式番号は変わらないにもかかわらず大きく改番されており、紛らわしくなっています。また一部のクハ47や買収国電、救援車でも微妙な紛らわしい改番がありました。「わが心の飯田線」の1950年代後半の車両変遷でも、改番の注釈なくそのまま車番が掲載されていますので、ご覧になる際に注意が必要です。

 というわけでこれも備忘録として掲載します。

 なお、買収国電の元々の出身をご存じになりたい方はこちらをご参照下さい。

 なお、当然ながら新性能車も大幅に改番されていますが(モハ90→101など)、本稿では省略します。

1959.12.22 国鉄形式称号改正時 改番旧性能電車一覧

改正前 番号 改正後 番号
モハ 14001 クモハ 14000
モハ 14002 クモハ 14800
モハ 14003 クモハ 14801
モハ 14004 クモハ 14802
モハ 14005 クモハ 14001
モハ 14006 クモハ 14002
モハ 14007 クモハ 14803
モハ 14009 クモハ 14003
モハ 14010 クモハ 14004
モハ 14013 クモハ 14804
モハ 14014 クモハ 14805
モハ 14015 クモハ 14806
モハ 14016 クモハ 14807
モハ 14017 クモハ 14808
モハ 14018 クモハ 14005
モハ 14019 クモハ 14809
モハ 14020 クモハ 14006
モハ 14021 クモハ 14810
モハ 14023 クモハ 14007
モハ 14024 クモハ 14811
モハ 14025 クモハ 14812
モハ 14027 クモハ 14813
モハ 14028 クモハ 14814
モハ 14029 クモハ 14008
モハ 14030 クモハ 14815
モハ 14031 クモハ 14009
モハ 14032 クモハ 14010
モハ 14033 (事故廃車)
モハ 14034 クモハ 14816
モハ 14035 クモハ 14011
モハ 14036 クモハ 14817
モハ 14037 クモハ 14818
モハ 14038 クモハ 14819
モハ 14039 クモハ 14012
モハ 14040 クモハ 14820
モハ 14041 クモハ 14821
モハ 14042 クモハ 14822
モハ 14043 クモハ 14823
モハ 14044 クモハ 14013
モハ 14045 クモハ 14014

クハ 47011 クハ 47051
クハ 47013 クハ 47053
クハ 47015 クハ 47055
クハ 47021 クハ 47153
クハ 47022 クハ 47155
クハ 47023 クハ 47011 (2代)
クハ 47025 クハ 47151

モハ 2001 クモハ 2010
モハ 2008 クモハ 2011

モハ 2210 クモハ 20000
モハ 2211 クモハ 20001
モハ 2212 クモハ 20002
モハ 2213 クモハ 20003
モハ 2214 クモハ 20004
モハ 2215 クモハ 20005
モハ 2216 クモハ 20006
モハ 2217 クモハ 20007
モハ 2218 クモハ 20008
モハ 2219 クモハ 20009
モハ 2220 クモハ 20010
モハ 2221 クモハ 20011
モハ 2222 クモハ 20012
モハ 2223 クモハ 20013
モハ 2224 クモハ 20014
モハ 2225 クモハ 20015
モハ 2226 クモハ 20016
モハ 2227 クモハ 20017
モハ 2228 クモハ 20018
モハ 2229 クモハ 20019
モハ 2230 クモハ 20020
モハ 2231 クモハ 20021
モハ 2232 クモハ 20022
モハ 2233 クモハ 20023
モハ 2234 クモハ 20024
モハ 2235 クモハ 20025
モハ 2236 クモハ 20026
モハ 2237 クモハ 20027

モハ 2200 クモハ 20050
モハ 2201 クモハ 20051
モハ 2202 クモハ 20052
モハ 2203 クモハ 20053
モハ 2204 クモハ 20054
モハ 2205 クモハ 20055

モハ 2250 クモハ 20100
モハ 2251 クモハ 20101
モハ 2252 クモハ 20102
モハ 2253 クモハ 20103

モハ 2327 クモハ 2340
モハ 2328 クモハ 2341

モニ 3413 クモエ 4300

モル 4500 モル 24000
モル 4501 モル 24001
モル 4502 モル 24002
モル 4503 モル 24003
モル 4504 モル 24004

モル 4511 モル 24051

モヤ 4600 モヤ 92000

モヤ 4700 モヤ 93000

クハ 5531 クハ 5503

クハ 5550 クハ 5504
クハ 5551 クハ 5505
クハ 5552 クハ 5506

クハ 5900 クヤ 490-1
クハ 5901 クヤ 490-11

クハ 6200 クハ 25050
クハ 6201 クハ 25051
クハ 6202 クハ 25052
クハ 6203 クハ 25053
クハ 6204 クハ 25054
クハ 6205 クハ 25055
クハ 6206 クハ 25056

クハ 6210 クハ 25200
クハ 6211 クハ 25201
クハ 6212 クハ 25202
クハ 6213 クハ 25203
クハ 6214 クハ 25204

クハ 6220 クハ 25000
クハ 6221 クハ 25001
クハ 6222 クハ 25002
クハ 6223 クハ 25003

クハ 6230 クハ 25004
クハ 6231 クハ 25005

クハ 6240 クハ 25113
クハ 6241 クハ 25114
クハ 6242 クハ 25115

クハ 6250 クハ 25100
クハ 6251 クハ 25101
クハ 6252 クハ 25102
クハ 6253 クハ 25103
クハ 6254 クハ 25104
クハ 6255 クハ 25105
クハ 6256 クハ 25106
クハ 6257 クハ 25107
クハ 6258 クハ 25108
クハ 6259 クハ 25109
クハ 6260 クハ 25110
クハ 6261 クハ 25111
クハ 6262 クハ 25112

クヤ 9020 クヤ 99000

クエ 9130 クエ 9420
クエ 9131 クエ 9400

クエ 9140 クエ 9401

クエ 9160 クエ 9421

サエ 9330 サエ 9322

サル 9401 サル 28001*
サル 9402 サル 28002*

クル 9500 クル 29000
クル 9501 クル 29001
クル 9502 クル 29002


データ出所: 沢柳健一・ 高砂 雍郎 (1997)『旧型国電車両台帳 - 決定版 』ジェー・アール・アール刊

* サル 9400型の サル28への改番は書類上のみで、実際にはサル9400のまま廃車になったとある。



飯田線閉塞通票 当時の撮影メモから

2016-04-19 14:14:21 | 国鉄
 1977年当時の撮影メモを探していて、豊橋機関区で写した飯田線閉塞通票 (タブレット) の形を記したメモが見つかりました。豊橋機関区担当だった豊橋-飯田間(但し豊橋-豊川間は複線のため通票不使用)のみですが、何かのご参考に。


飯田線通票 (1977.5現在)

豊 川 ○三河一宮
三河一宮△長 山
長 山 □東 上
東 上 ○野田城
野田城 △新 城
新 城 ○三河東郷
三河東郷□大 海
大 海 △本長篠
本長篠 □三河大野
三河大野○三河槙原
三河槙原△三河川合
三河川合□東 栄
東 栄 ○浦 川
浦 川 △中部天竜
中部天竜□佐久間
佐久間 ○城 西
城 西 △水 窪
水 窪 □大 嵐
大 嵐 ○小和田
小和田 △伊那小沢
伊那小沢□平 岡
平 岡 ○温 田
温 田 △門 島
門 島 □天竜峡
天竜峡 ○時 又
時 又 □駄 科
駄 科 ○伊那八幡
伊那八幡△ 鼎
 鼎  □飯 田