高尾山麓日誌

東京、高尾山麓付近に暮らす日常から、高尾山の状況や、高尾山・八王子周辺地域で気付いたこと、周辺鉄道情報などを掲載

セッコクとイナモリソウ

2015-05-31 23:19:17 | 植物
 とりあえず、200mm (APS-C)望遠で撮った、高尾山6号路のセッコク (ラン科)です。

とはいえ、一番手近に見られるのは、高尾山ケーブルカー清滝駅構内のセッコクかも.. そしてイナモリソウ (アカネ科)。小さくて見逃されがちですがよく見ると美しいです。 ホシザキイナモリソウもありました。

オカタツナミも引き続き見られます。

高尾山麓 花状況

2015-05-25 22:01:51 | 植物

 こちらはヒメフウロ (フウロソウ科)。広くユーラシア大陸に分布し、日本でも伊吹山などの石灰岩地帯にあるという話ですが、これは園芸用に入ったものが逸出したものでしょう。でも上品です。

 下は、ヒメフウロに似ていますがだいぶみすぼらしい感じです。ゲンノショウコに似ているのになぜか春に咲くと疑問に思われる方もいるかと思いますが、これはやはりフウロソウ科のアメリカフウロ。コンクリートで固められた人工的環境にはびこっています。帰化植物なので、「日本の...」 とタイトルを冠した植物図鑑に出ていないことも多く疑問に思っておられる方も多いかと。

 

 そしてこちらは、セリバヒエンソウ (キンポウゲ科)。帰化植物らしくないやや控えめな感じが個人的に好みですが中国からの帰化植物のようです。「帰化植物」と冠した図鑑でないと出ていないことも。

 

 こちらは在来種のハナウド (セリ科)。近くに寄ってみると花の形が面白いです。

タツナミソウ 花盛り

2015-05-23 23:27:33 | 植物

 現在の高尾山ですが、先週あたりから咲き始めたタツナミソウ (オカタツナミ) がかなり咲いています。一方、クワガタソウは早くも花を散らしてしまいました。

 このほかにサイハイランなども日陰でひっそりと咲いています。湿地ではミゾホオズキも咲き始めました。またガクウツギも花を付けています。また初ギンリョウソウを見かけました。

 ウメガサソウはつぼみが出てきました。

ヤマツツジ (ツツジ科) ハクウンボク (エゴノキ科)

5月第3週 高尾山花状況

2015-05-17 22:09:19 | 植物
 端境期気味の高尾山の花状況ですが、それでも色々発見はあります。
湿ったやや暗い林床ではクワガタソウが咲いています。この花も花期が一週間ほどで、しかも小さいので見過ごされがちです。
 そしで地味ですがタマノカンアオイも花が咲いています。

 キンランもありました。今年は春のラン類は非常に不作です。わが家の裏の竹林にもキンランやシュンランが出るのですが、4月中旬まで冬並みの寒い気候が続いたと思ったら、その後いきなり夏日が続く陽気で芽も碌に出なかった状態でした。このキンランも遅れていると思います。

 そしてハンショウヅル。

 フタリシズカ、ニガナは盛りです。


 タツナミソウは例年なら盛りの筈ですが、ようやく咲き始めを見つけたところ

ニガナ

早くもキツネノボタンが


高尾山、花の状況

2015-05-11 07:53:24 | 植物
 連休を過ぎた現在、イチリンソウ、ニリンソウは終わり、スミレ類もツボスミレが残っているのみ。ラショウモンカズラやケマン類も一部残っているものがある程度です。高尾名物シャガは引き続き咲き続けていますが、ちょっと端境期に入った感じです。
 一方、ジャケツイバラが咲き始めています。


 キンランも某所で発見


 ジュウニヒトエ (シソ科)


 キランソウ (シソ科)


 こちらはオオカメノキ
 


ホウチャクソウ


ハクウンボク


ヤマツツジ



 山麓では人家に植えられたオダマキが咲き始めており、クサノオウは4月から引き続き咲き続けています。