台湾観光客減少はどこまで本当か

　今朝のNHKニュースを見ていたら、台湾民進党蔡政権発足で、中国が嫌がらせをして大陸から台湾への観光客を足止めしているというニュースが流れていました。そこで流れていたのが、観光客がらがらの九份の映像。
　下の写真にあるように、先日観光客で激混みの九份を見てきたので、ちょっと信じられません、というか、演出のためにわざわざ平日の午前中早い時間を選んで観光客の少ない映像を撮ってきたのでしょう。





　とはいえ、確かにニュースのインタビューにあったように、民宿の営業は大変だと思います。結局中国語しか通じなければ、外国人旅行客は中国のお客さんをあてにするしかない訳ですから。

　また日本人観光客も台湾側の期待ほど行かなくなっている、落ち込んでいるというのもあると思います。そこそこ日本語が通じる店もあるのに、日本人観光客はまばらで韓国人観光客ばかり目立つという状況でしたから。本当は大陸からの観光客の落ち込み以上に日本人観光客の落ち込みが、台湾の観光業界にとっては死活問題なのではないでしょうか。