高尾山麓日誌

東京、高尾山麓付近に暮らす日常から、高尾山の状況や、高尾山・八王子周辺地域で気付いたこと、周辺鉄道情報などを掲載

飯田線のクモハ43013 (静ママ) (蔵出し画像)

2016-01-07 00:43:30 | 旧型国電
 さて、こちらは自分でも実際に乗車した思い出深いクモハ43013 (静ママ) です。オリジナルのPS-11パンタにHゴム化されていないきれいな正面を維持した車輌ですが、意外に、なかなかきれいに撮れた写真がなく... (泣)
 パンタは上げていませんが、何とか、雨の豊橋機関区にてASA400フィルムで撮った写真を辛うじて探しあてました。


撮影1977.12.31

 そして、こちらは室内と運転台の写真です。


 中間に挟まれてしまっていますが、パンタを上げたりりしい姿。

撮影1976.5 (中部天竜機関支区)

 下の写真を撮った時はクハ47116と相棒を組んで、伊那松島機関区78運用に就いていました。従って、76運用とつながって豊橋を朝7:30頃出る中部天竜行き627Mで中部天竜に来て入庫しているところです。
 このあと11:00過ぎに中部天竜を642M (連休等のみ営業扱い) で本長篠に向かい、夕方に豊橋に向かう予定だったはずです。

 さて、例によって本車の車歴ですが、また『関西国電50年』や鉄道ピクトリアル誌のバックナンバーなどから見ますと...
 1934.2.24梅鉢鉄工所製造→1934.6.25使用開始(大ミハ)→1950.1.24更新修繕I(吹田工機部)→1950.9.26東チタ→1955.11.14更新修繕II(豊川分工場)→1957.6東イト→1964.2.11静ママ→[77-9全検浜松工]→1978.10.19静トヨ→1979.3.9廃車

 関西16年、関東14年、飯田線15年とほぼそれぞれの地域を均等に過ごした計算です。

 この車輌も80系転入で押し出されて残念ながら廃車になってしまいました。