香港・マカオでビールを飲むときは、なにを飲めばいいのか。
世界各国でビールを飲み、ベルリンではドイツ人をガチンコで酔い潰し、新彊では2週間弱でビール瓶100本を空けた、根っからのビール党の僕にとって、その土地のビールを飲むことは、その土地の人々と語るのと同じくらいの意味をもつ。
以前、貧乏旅行をして香港にいたときは、安ければいいじゃない的な安易な発想で、もっぱら発泡酒のようなものばかりを飲んでいた記憶がある。それもスーパーで大量に買い込み、宿の冷蔵庫でキンキンに冷やして飲んでた。食事は外でとることはほとんどなく、格安の弁当(といってもとても美味)を宿で食べていた。
しかし、いまは立派に生活費を稼ぐ社会人。しかも金は(そこそこ)あるが、時間がない典型的なリーマンパッカー。発泡酒+冷蔵庫なんてみみっちいことせずに、ビール持ってこんかい、ビール! と成金親父っぽく食堂やレストランで言ってしまえるのだ。
発泡酒よりもビールが美味い。当たり前だが。
ちなみに香港・マカオ、両方とも、地ビールと言われる銘柄は存在しない(と思う)。つくっているのは地元かもしれないが、店頭に並んでいるのは、中国や欧米の銘柄ばかり。
で、なにを飲んできたかというと、
代表的なのは、サンミゲル。言わずと知れたフィリピンの超有名ビール。香港はフィリピンからの出稼ぎメイドさんも多く、フィリピンと香港とのあいだで労働協定が結ばれていて、比較的簡単に働けるらしい。そんな社会事情を反映しているのかいないのかわからないが、とにかくサンミゲル。まずどこに行っても置いてある。個人的に、香港にきたらつい飲んでしまう。
そしてカールスバーグとハイネケン。これも言わずと知れたデンマークとオランダの超超有名ビール。サンミゲルに比べると値段が少々高くなる。店においてあって同じ値段だと、ついこっちを飲んで得した気分になってしまう貧乏人の悲しい性。
コンビになどに行けば、ブルーリボンだのギネスだの、そのほか世界各国のビールが置いてあるが、やはり香港といえば、サンミゲル、カールスバーグ、ハイネケンがTOP3だと思う。
で、今回3年ぶりに行って驚いたのは、中国ナンバーワンビールの青島(チンタオ)ビールが市場に多く出回っていたこと。
かつて英領だったころは、反共産党的なイデオロギーからくるものなのか、青島ビールなんてほとんど見かけなかったが、今回はどこのレストランに行っても、広東語ができないので、普通語(北京語)で注文すると、青島でいい?と聞かれた。大量の中国人観光客の訪問によって、中国化が着々と進んでいる香港。ビールまでも中国の紅い波に飲まれてしまうのか。
ちなみにマカオでは、海珠という川を挟んだお隣の中国・珠海市のご当地ビールが普通に売られていて、食堂などでは普通に提供されていた。
そのうち中国産のビールがいちばん安価で手に入りやすくなり、いたるところ青島の嵐が吹き荒れるのではないかと、生力(サンミゲル)派の僕は、ちょっぴり危惧している。
中国語でサンミゲルは「生力」と書く。
ビールが生きる力なんて、いい言葉じゃないですか。
こんなサイトを発見。
すばらしい。
全部飲み干したい!
世界各国でビールを飲み、ベルリンではドイツ人をガチンコで酔い潰し、新彊では2週間弱でビール瓶100本を空けた、根っからのビール党の僕にとって、その土地のビールを飲むことは、その土地の人々と語るのと同じくらいの意味をもつ。
以前、貧乏旅行をして香港にいたときは、安ければいいじゃない的な安易な発想で、もっぱら発泡酒のようなものばかりを飲んでいた記憶がある。それもスーパーで大量に買い込み、宿の冷蔵庫でキンキンに冷やして飲んでた。食事は外でとることはほとんどなく、格安の弁当(といってもとても美味)を宿で食べていた。
しかし、いまは立派に生活費を稼ぐ社会人。しかも金は(そこそこ)あるが、時間がない典型的なリーマンパッカー。発泡酒+冷蔵庫なんてみみっちいことせずに、ビール持ってこんかい、ビール! と成金親父っぽく食堂やレストランで言ってしまえるのだ。
発泡酒よりもビールが美味い。当たり前だが。
ちなみに香港・マカオ、両方とも、地ビールと言われる銘柄は存在しない(と思う)。つくっているのは地元かもしれないが、店頭に並んでいるのは、中国や欧米の銘柄ばかり。
で、なにを飲んできたかというと、
代表的なのは、サンミゲル。言わずと知れたフィリピンの超有名ビール。香港はフィリピンからの出稼ぎメイドさんも多く、フィリピンと香港とのあいだで労働協定が結ばれていて、比較的簡単に働けるらしい。そんな社会事情を反映しているのかいないのかわからないが、とにかくサンミゲル。まずどこに行っても置いてある。個人的に、香港にきたらつい飲んでしまう。
そしてカールスバーグとハイネケン。これも言わずと知れたデンマークとオランダの超超有名ビール。サンミゲルに比べると値段が少々高くなる。店においてあって同じ値段だと、ついこっちを飲んで得した気分になってしまう貧乏人の悲しい性。
コンビになどに行けば、ブルーリボンだのギネスだの、そのほか世界各国のビールが置いてあるが、やはり香港といえば、サンミゲル、カールスバーグ、ハイネケンがTOP3だと思う。
で、今回3年ぶりに行って驚いたのは、中国ナンバーワンビールの青島(チンタオ)ビールが市場に多く出回っていたこと。
かつて英領だったころは、反共産党的なイデオロギーからくるものなのか、青島ビールなんてほとんど見かけなかったが、今回はどこのレストランに行っても、広東語ができないので、普通語(北京語)で注文すると、青島でいい?と聞かれた。大量の中国人観光客の訪問によって、中国化が着々と進んでいる香港。ビールまでも中国の紅い波に飲まれてしまうのか。
ちなみにマカオでは、海珠という川を挟んだお隣の中国・珠海市のご当地ビールが普通に売られていて、食堂などでは普通に提供されていた。
そのうち中国産のビールがいちばん安価で手に入りやすくなり、いたるところ青島の嵐が吹き荒れるのではないかと、生力(サンミゲル)派の僕は、ちょっぴり危惧している。
中国語でサンミゲルは「生力」と書く。
ビールが生きる力なんて、いい言葉じゃないですか。
こんなサイトを発見。
すばらしい。
全部飲み干したい!
サンミゲルってフィリピンだったんですかぁ。なるほどー。
ベトナムとかなつかしいなぁ。飲んでたナー。
青島はもともとドイツの租借地で、ビール大好きなドイツ人がそこにビール工場を造ったのが、始めだそうで、、。
青島は日本でも結構手に入りますよね。
飲みたい中国のビールはズバリ燕京ビール。
生唾ものです。
やはり、いい旅はいいビールから、ですね。
僕が飲んだビールについて、なにがいちばん美味かったかなど、記事にしてみようと思います。近日公開します。
ビールよりも発泡酒が美味い
と書いてました。
ビールと発泡酒が逆でした。
…恥ずかしい。