放浪日記

刮目せよ、我等が愚行を。

スリランカ酔夢行(6)ダンブッラ、こりゃええわ

2020年09月25日 | スリランカ2019
スリランカには世界遺産に指定された遺跡や寺院がいくつかあるが、この歳になると&特に興味のない嫁さんを連れての旅行となると、そうした見どころを隈なく見てやろうという元気はなかった。
 
今回の旅の最大の観光スポットはシーギリヤロックで、ぶっちゃけそれを見ることができたら万々歳だったのだが、時間があって、少し足を延ばせば世界遺産があると知ったら、そりゃまあ、暇つぶしがてら行こうと思うよね。
 
 
ダンブッラという町には「黄金寺院」と呼ばれる寺がある。
wikipediaによると、
 
スリランカで最も保存状態がよい石窟寺院として知られている。黄金寺院の周辺には、確認されているだけで80以上の洞窟がある。黄金寺院において重要な寺院は5つであり、そのそれぞれに聖像や絵画がある。これらの聖像や絵画は、釈迦とその生涯に関連したものである。153の釈迦像、3つのスリランカ王の像、4つのヒンドゥー教の神像が祀られている。壁画の面積は2,100平方メートルに達し、絵画には、釈迦が最初に説教を行ったマーラへの説教も含まれている。 
 
ということだそうだ。
 
町にたむろするトゥクトゥクと交渉し、荷物を置いて身軽になった我々は寺へ向かった。
 
 
 
 
確かに岩を掘って石窟が作られている。
そして、この気候。
とても晴れていていいのだが、非常に暑い。
寺院内は裸足にならないといけないので、陽が当たっている部分は暑くて歩けやしない。スリランカ人は顔色一つ変えずに歩いているが、仏様のご加護あるゆえか?
 
 
 
内部は、圧巻。
岩の至るところに曼荼羅のように仏画が描かれている。
これはすごい。
そして、本当に保存状態がいい。
 
 
 
 
 
仏でビッシリ。
スリランカでは仏様にお尻を向けちゃいけないので、石窟内は蟹歩きで移動するしかないので要注意(うそ)。
 
 
 
 
上座部仏教の国で、あまり壁画を見てすごいと思ったことなかったけれど、ここは本当にすごい。
さすが、仏教初期からずっと信仰が続いてきた国だぜ。
 
 
 
 
一つひとつ拝んでいたんじゃ、日が暮れちまうよ!
まとめて南無南無しちゃっても、仏様は許してくれるはず。
 
 
 
 
 
涅槃像だけど、お目々はパッチリ。
 
 
 
 
 
仏像前には、色鮮やかな生花が捧げられていた。
ここは観光地ではあるが、現役バリバリの信仰の場だ。
 
 
 
 
 
参拝している人と比べると、仏像の大きさや壁画の緻密さが分かる。
 
 
 
 
5つの石窟寺院はほぼほぼ繋がっていて、連続して見ることが可能。
ここは本当に見応えがあった。
遺跡に来て満足することが少なくなった観光インポな僕だけど、ここは二重丸。
シーギリヤに行く途中で、ぜひ訪れてほしいスポットだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
また来いよ、と仏様から言われている気がした。
 
 
 
(つづく)
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