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夏の特別遠征企画第2弾・・・南房総編①

2019年08月25日 | 京都
夏の空気と秋の空気が入れ替わったように涼しい日になりましたね。
嫌だった夏の暑さも終わってしまうかと思うと少し寂しく感じますね。
さてさて、夏の特別遠征企画第2弾と称して、避暑を兼ねて千葉県の南房総まで遠征と言う名の帰省をしてきました。
流石にムシムシアチアチの京都とは違って、絶えず海風が吹いてくれてるせいか、随分と過ごしやすかったです。
遠征ではあっても帰省であるので、色んな用事を済ましてるうちに早くも遠征も終盤・・・
どこにも出掛けてないのはちと寂しいということで、今まで行ったことのない場所に行ってみることにしました。
まずは、こんなに近かったの?と思うぐらい近かった崖観音に行ってみることにします。
どこにあるのか分からないのでナビで検索してみると家から10分足らずで行けることにびっくり・・・
もっと遠いとこにあるもんだとばかり思ってました(笑)
家を出て海岸沿いの道をブーンと走ると直ぐに到着です。
なんでこんなに近かったのに行ったことなかったんだろ・・・

崖観音があるお寺は、普門院船方山大福寺と称し、真言宗智山派のお寺です。
まずは崖観音に上がる前に本堂にお参りしていきます。
お参りを済ませたので、さっそく観音堂まで行ってみましょう。
もっともっと高い所にあるのかと思ってましたが、それほどでもないようなので安心しました。これなら登っていけそうです。
途中にはコマツナギがちらほらと・・・

もうちょっとで到着です。
この船形山の中腹に浮かぶ朱塗りの観音堂は「崖の観音」と呼ばれ、地元民や近隣の人たちから信心され参拝されているそうです。
到着です。まずは景色を眺める前に観音堂にお参りをしましょう。
観音堂の本尊は、十一面観世音菩薩で船形山の崖の中腹にある祠に刻まれています。この本尊は、養老元年(717年)に行基が東国行脚の折に神人の霊を受け、地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して、山の岩肌の自然石に十一面観世音菩薩を彫刻したと言われてるそうです。
罰当たりなので、観音様が見えるかと思って中を覗いて見ましたが見えませんでした・・・
幾度も天災・火災による被害を受け、現存の御堂は大正14年に再建されたそうです。
天井画が綺麗でした。

さあ、外に出て景色を眺めてみましょ~♪
うわ~ ひなびてる・・・
でも、向う側からこちら側を眺めることはあっても、こちら側から向う側眺めることが無かったので、なんだかとっても新鮮です。
私の実家は向う岸のちょうど正面辺り、近いはずです。
下に見えるのが本堂です。
行ったことのない場所に行ってみるのも良いものですね。
岩場にはゲンペイコギクもちらほらと
まだ時間も早いことだし、もう一か所行ってみることにします。
つづく・・・