この5日間、荷揚げも含めた大忙しの小屋開け準備を手伝ってくれたカメラマンの柄沢クンが今朝下山していきました。行きも帰りもほとんど雨にあわない晴れオトコ。ずっと小屋に居て欲しいくらいですが、本業も大事ですからね。柄沢クン、ありがとう!
午後は小雨でしたが、さっそく南沢へルート説明看板の設置へ(南沢左岸・南岳側)
今年は道間違いがないように願っています(南沢右岸・槍平側)。
この5日間、荷揚げも含めた大忙しの小屋開け準備を手伝ってくれたカメラマンの柄沢クンが今朝下山していきました。行きも帰りもほとんど雨にあわない晴れオトコ。ずっと小屋に居て欲しいくらいですが、本業も大事ですからね。柄沢クン、ありがとう!
午後は小雨でしたが、さっそく南沢へルート説明看板の設置へ(南沢左岸・南岳側)
今年は道間違いがないように願っています(南沢右岸・槍平側)。
午前中の晴れ間を逃さずに、今日は小屋スタッフ2名とカメラマンの柄沢クンに奥丸山へ登ってもらいました。ルート残雪状況の確認も兼ねて、新しい小屋スタッフには毎年ここへ登ってもらいます。自分の働く小屋と、登山にいらっしゃる皆様が目指す山との位置関係を体感してもらう意味もあります。奥丸山へは本日現在、ほとんど雪を踏まずに登れます。
今シーズンは新しく気象観測システムを導入し、本日より観測開始しています。データを蓄積しながら、登山道上にある各沢の増水状況と雨量の関係などを把握する目安になれば、と考えています。また、外気温、室内気温など、登山にいらっしゃる皆様の服装選びにもお役立て頂ければと思います。営業シーズン中は午前と午後、一日2回の情報をご覧のような画像でお伝えしていく予定です。
槍ヶ岳、および南岳方面登山道の残雪状況をお知らせします。写真は奥丸山頂上から。(撮影/ 柄沢啓太)
本日、6月19日現在の飛騨沢の残雪状況です。標高2850m付近より下部に雪渓があります。
同じく、本日現在の南沢。標高2100m付近の夏道トラバース部に雪渓があります。また、標高2700m~2800mにかけての上部急斜面に雪田があります。いずれのルートに登山予定の方もピッケル、アイゼンをお持ち下さい。
天気予報の割には雨が降らない朝。おかげで屋根の雨樋設置もすべて完了。
槍ヶ岳、南岳の各登山道に設置していた救急箱。作成から10年の月日が流れ、痛みも目立つようになりました。当時この救急箱を作成してくれたスタッフの、なんとも味のある文字。今年はリニューアルして設置予定です。
毎シーズン、残雪時に道迷いが頻発する南沢の登山道。今年は右岸(槍平側)と左岸(南岳側)の両方の登山道取付き点に看板を設置予定。柄沢クン作成のルート図で、今年は道迷いゼロ!になって欲しいものです(写真は南岳から槍平へ下山する、南沢左岸側の看板)。
小屋玄関前にもキヌガサソウが咲きました。
槍平小屋のすぐそば、石畳の脇にはオオバキスミレが満開。
小屋裏手の沢では本日より水力発電も開始しました。
お掃除に終わりはありませんが、除雪はそろそろ終盤。屋根雪落下から小屋外壁を守る、耐雪サポート材をまもなく撤去出来そうです。