秋色に染まる槍平の朝。キャンプ場から徒歩2分くらい、槍平神社の祠のすぐ手前から見た穂高の山並みです。今日はツイッターでもお知らせしていましたが、小屋スタッフのはるちゃん、かほサンに秋のステキな風景を撮ってきてもらうようにお願いしました。「あ～いい感じだなぁ～。これは気付かなかったな～」という写真がやはり出て来て、お願いした甲斐がありました！解説はヤボですよね。"Don't think,feeeeel"で、どうぞ！
はるちゃんの3枚。
かほサンの3枚。
9月最後の夕暮れ、穂高連峰は鮮やかな夕焼けを見せてくれました。10月もきっと、素晴らしい日々になるはず！です！
それでは本日の気象情報（午前のみ）。
午前6時。
（写真はイメージです）の第３弾！あれ？4弾？だったでしょうか（笑）。紅葉が進むオガラバナ。「紅葉がキレイだな～って顔して！」というリクエストに見事応えてくれるはるちゃん。もしかしたら、女優魂も秘めているのでは！
さて、こちらは滝谷渡渉部ライブカメラより、本日午後5時45分の更新画像。まだ明るいように見えますが・・・。
わずか15分後の午後6時にはこの通り。日暮れの早さ、街で暮らしていても感じてはいらっしゃると思いますが、樹林帯の中では想像以上の早さで暗くなってしまいます。先日からお伝えもしておりますが、地震後ということもありますので暗い時間帯（朝でも夕でも）の行動は避け、ヘッドランプの明かりだけで歩くような計画は控えて頂き、宿泊予定の山小屋にはどんなに遅くとも午後4時までには到着出来る計画でお越し下さい。槍平小屋ではお昼前に到着されても、問題なく客室へご案内出来ます。今一度、秋の山行計画を見直して頂ければと思います。
それでは本日の気象情報。
午前6時。
午後6時。
小屋玄関前のベンチに座ってお茶をするのは、たぶん2ヶ月以上ぶりだと思います。秋の日差しの暖かさ、カラダに沁みわたります。
直射日光は一瞬でしたが、雲越しでもお布団が十分に暖かくなる日差しとなりました。登山者の通行も少なめとなった今日は小屋前テラスのペンキ塗りなどの作業を進めました。夕方からは思いがけず弱い雨が・・・。雨雲レーダーで確認すると薄い雨雲が通り抜けようとしているようです。明日も丸一日！とは言わないので、少しでも長くお日様が顔を出していてくれますように！
それでは本日の気象情報。
午前6時。
午後6時。
今日は槍ヶ岳・飛騨沢ルートの標高2600mより上部に積雪対策の標識ポール立てに出かけました。新雪が積もってしまうとルート上のペンキ印や踏み跡を隠してしまうため、濃霧時などは完全にルートを見失ってしまいます。これからはそういう状況もあり得る季節という認識は忘れずにいて下さい。飛騨乗越から見る槍ヶ岳、私自身の感覚ではいつも見守ってもらっているような気もしますし、「ちゃんと見ているぞ！しっかりやれよ！」と厳しい視線を送られているような気もします。登山道だけでなく、人生でも！？間違った方向に進みそうになっていたらこれからもビシッと気合を入れて下さい！
さて、標識ポールですがこれはあくまでも晩秋の積雪に向けてのものです。冬季ルートではありませんのでご注意下さい。標高2700m～2900m付近は積雪時に間違って大喰岳方面への踏み込みが起きやすい場所です。ポールの数も増やしているので、もしも次のポールが見つからないような悪天候時には無理に標高は上げず、必ず戻って下さい。
標高2420m付近、”宝の木”のダケカンバと中崎尾根の紅葉。これから冷え込みが厳しくなればグッと色鮮やかになりそうです。安定した天候を見定めて、余裕のある登山計画でお越しください。
それでは本日の気象情報。
午前6時。
午後6時。
午前中は強い雨が降る時間帯もありましたが雨脚は徐々に弱まり、夕方には短い時間ながら滝谷ドームも姿を現しました。雲間に浮かびあがる風景もなかなかにカッコいいです。
大雨の時しか注目されることがない！？滝谷ライブカメラですが、先日は夕方の優しい光がカメラと三脚の影を白い岩に映してくれていました。個人的に、このピースフルな風景には心の底からホッとします。今シーズンの営業最終日まであとちょうど二週間。カメラと三脚の影がずっと現れる穏やかなお天気でありますように。
それでは本日の気象情報。
午前6時。
午後6時。
