やっぱり本が好き@ミステリ

日頃読んだ本の感想・日常の生活など

聖女に救済 東野圭吾

2008-12-10 10:51:28 | Weblog
男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。湯川が推理した真相は―虚数解。理論的には考えられても、現実的にはありえない。

殺された義孝にとって結婚は子どもを持つための手段。
1年経っても綾音(妻)が妊娠しなかった場合、離婚するといっていた。
冷酷に期限が来たことを通告され、妻は決意する。
最低な男ですよね。
トリックはありえない!って感じでした。確かに現実的にはありえません。
しかし、彼女はそれをやった。すごいですね。