ー 天衣無縫 三宅の一刀両断!ー
不思議で理解できない国政の現状と言論空間
前衆議院議員 三宅 博
「ヘイトスピーチ規制法案」が本日5月13日参議院を通過し今国会で成立しそうである。
この法案の問題点や不安要素について一部の識者から大きな危惧と成立後の悪影響について指摘をされている。
しかしながら発言される識者はごく一部の人でしかない。
私自身この法案について十分に咀嚼しているとは言えないが、なぜこのような必要のない法律を作り、多くの国民の自由な政治
活動に対し規制をかけようとするのかその真意を理解することができない。
しかも規制される対象は日本国民のみであり、護られる対象は本邦外出身者である。
本来日本の国法は基本的に日本国民を護るためのものではなかろうか。
そこに大きな倒錯した考えや前提条件が存在するようだ。
今回の法案の提出に至る動機はいかなるものであるのか、またどのような集団や団体がこの法案作成の為に圧力をかけている
のか、その見えない存在に対し嫌悪感を払拭できないでいる。
なぜ安倍首相は昨年の70年談話を発表し、年末の慰安婦問題に関する虚偽に基づく屈辱的な日韓合意を
成立させたのであろうか。
今回の「ヘイトスピーチ規制法案」はそれらの延長線上にあるとしか思えない。
これは、「戦前の日本が軍国主義的侵略国家であり、台湾や朝鮮半島を奴隷的植民地にしアジア地域を暴力で蹂躙した
非道の国家であった。
その日本を人道的民主主義国家であるアメリカやソ連、及び英仏などの欧米列強とその尻馬に乗るシナ国家が懲罰したという
あまりにも虚偽と真実が逆転した、荒唐無稽な戦後国際秩序のお題目に迎合した現在の日本の国家姿勢と一連のものではない
かと思えて仕方がない。」
国会に多数いるであろう保守と称される議員がなぜ発言を控えているのであろうか。
問題が起きればその時に対応すればいいと考えているのか、或は何かに対し遠慮せざるを得ないので意志を表明できないの
か、どちらであろうか。
またこの法案に対する多くの保守系の評論家や識者の沈黙が、不思議な疑念を抱かせるものでもある。
我が国が抱える政治的問題点や中国・北朝鮮の暴虐については、平素あれだけ明快に解説される櫻井よしこ氏や
他の評論家諸氏はなぜ疑問の声を挙げないのであろうか。
賛意を持っておられるとは平素の論調からは到底見えないのであるが。
安倍総理の行動については如何に日本の国益を損ねようと批判することなく、擁護したり沈黙をするのであろうか。
またいつもの如く今回の法案提出の裏には見えない駆け引きがあり、「安倍総理の真意はこうなのだ。」や、
あたかも我が国から独立した存在であるかの如く表現される「外務省の陰謀と独走」或いは[国防上の国益が
その裏に存在する。」とでも仰られるのであろうか、不思議で仕方がない。
安倍首相であろうと民進党の岡田代表であろうと、してはならないことは同様であり、
国益を損ねるような政治姿勢と行動に対しては当然に批判しなくてはならないだろう。
沈黙する多くの保守系議員や良識ある識者及び評論家に対し、何を考えまた何を恐れているのかお尋ねしたい衝動にかられる。
中東やヨーロッパの騒乱、フィリッピンの大統領選の結果、そしてまたアメリカ大統領選の行く末を想像するに付け、
世界の過去500年の覇権の終焉が断末魔の苦しみに喘いでおり、今後数十年間は新たな世界的秩序や価値観の出現の前の、
生みの苦しみの混乱状態を通過せざるを得ないだろう。
一刻も早く国家としての日本の気概を示さなくてはならないと思う。
これは単なる日本一国の存在の為でなく、世界人類の平和と安定的融和及び相互共存に不可欠な第一歩であるのだ。
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場所は大阪府議会議員会館 午後6時30分から
大阪府大阪市中央区谷町2-2(会場)
三宅博講演(東京)
覇権の終焉とアジアの黎明
■日時 平成28年5月28日(土曜日)午後2時~5時
■場所 東京TKP新橋ビジネスセンター
アクセス(地図)
http://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/st-shimbashi/access/
■主催 モンゴル自由連盟
三宅博前衆議院議員と加地伸行大阪大学名誉教授による講演会
■日時 平成28年6月4日(土) 午後2時~4時
■場所 大阪府八尾市 地下鉄谷町線八尾南駅前
三宅博事務所ホール(1F)
■議題・講師
国政の現状・・・三宅博前衆議院議員
三宅に任せなはれ・・・加地伸行大阪大学名誉教授
■会費 500円
下記の講演会はまだ先ですがお知らせまで。
救う会奈良
基調講演
三宅博前衆議院議員
10月9日(日)
★詳しくは後日お知らせします。
また10月29日(土)岸和田にて
「拉致救出集会」を予定しています。
特定失踪者問題調査会代表 荒木和博氏
家族会副代表 有本明弘氏
三宅博前衆議院議員、以上が登壇します。