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ぜひ、中高生にお勧めしたい本

2007年04月19日 | 脳の研究
進化しすぎた脳

講談社

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神経細胞は中がカリウムイオン K+に満たされていて、phバランスによって脳の揺らぎがあって、自分の意識がどこから出てくるかということを考えるときにもそのゆらぎが影響するだとか。もう本当にこれは研究者で無いと出てこないことがいっぱい書かれているから面白い。
脳のメカニズム、脳の記憶力の差、日々の集中力、これは塾で生徒たちを教えていても、本当にすごく伸びる人とのびにくい人がいるんだけれでも、塾生がみんなすごく伸びていくにはやはり塾生一人ひとりの脳の使い方を知った上で指導するっていうことがぼくにとっては切実なので、けっこう脳については日ごろから考えているよ。
生徒たちにも効率的な記憶方法を教えるんだけども、たとえば、単語は芋づる式で覚えようとか、一人ひとり単語のテストはやっているので、そのときできるだけ単語の成り立ちや、類語とどう違うとか説明しながら教えています。
これも先生が楽しそうに話をしてやることで、単語ひとつでも面白いんだ。
と思って記憶するとしないでは結果がかなりちがうよね。
たとえば 拒絶するという単語 decline refuse reject がどう違うかというのは普通の高校生はしらないよね。意味的に右の単語ほど語調が強いんだけど。
同じような意味の単語もニュアンスを知った上で覚えることが大切なんだ。
そのときにできるだけ例文を見てその単語の使い方を印象深くしておく。
それによってシナプスがしっかりと作られる。また単語同士のネットワーク〔芋づる)を図りながら覚える。これをすると語彙力が飛躍的に増えるんだね。
こんなことを高校生の生徒には日ごろから言ってるよ。

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