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国立大学の授業料について

2016年08月16日 | 受験関連

YANO塾の高校部の卒塾生が国立大学に多く進学しています。

その理由は簡単なことで、ある程度成績をとれていれば、

だれしも国立を目指しますし、また塾でもその方向で

指導しています。


私学にも素晴らしい大学がありますが、

やはり4年間、大学院も入れれば、

6年間の仕送りは相当なものです。

国立大学の授業料が昭和50年の頃、3万円代という時代から比べれば、 

現在は53万5000円。これを安いとみるか高いとみるかは

世帯の収入によって大きく異なるでしょう。 

国立大学はここ10年ほど経営努力を重ね、

平成17年度(2005年度)以降同じ授業料を維持しています。

財務省は今後の逼迫する財政のつじつま合わせに

大学の学費に目をつけ、授業料の値上げを考慮に入れているそうです。

もちろん、値上げそのものは国会で決められることで、

財務省の一存では決められません。

よほど景気が良くならないと、授業料は維持されると思います。

学費も大切ですが、就職において国公立の学生は

就職の際に有利になるでしょうか。

国公立理系はかなり有利です。

ただ、文系になると有名私大であろうが、

国公立大であろうが、大差はありません。

成績に優劣がつかない時はやはり、人物次第になるでしょう。

ただ、国公立の学生はオールラウンドに学習をしているので、

そのあたりを評価されるかもしれません。

ですから、トータルとしてやはり国公立卒業の学生が

私学生よりは有利であることは確かです。

国立大学には学生寮があって、月額数千円の

寮費で生活が可能です。集団で生活しているので、

集団生活に馴染んでいるという意味でも

評価されるかもしれません。

今後も国立に対する希望が親御さんからや、

塾生からある限り、しっかりと国立に向けた

受験指導をしていくつもりです。

 

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