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智辯和歌山の説明会に行ってきました

2015年09月03日 | 受験関連

野球部は毎年10人近畿圏の野球の上手な人をリクルートしてきます。

いわゆるセレクションです。そしてこの10人3学年の30人の野球部員は

授業は午前中だけで昼からはひたすら練習をしています。

より優れた人を選抜して強化する。これはどこの国に行っても

当たり前のように実行しているシステムです。

特に中国やロシアなどは優れた人を選抜して強化練習させる。

インセンティブをつけて優勝や金メダルを取れば一生安泰な生活が保証されます。

智辯の野球部員も勉強はしていませんが、その練習量と実績で

殆どの私立大学の野球部から声が掛かります。

芸は身を助くるという格言通りです。

もちろんプロ野球までは進まなくても大いに就職にも

役に立ちますので、路線としてはまちがいのない選択だと思います。

さて、野球の話はこれくらいにして、

本題に入ります。

校長の話はいつも同じです。

きっと性格が真面目な人なんでしょうね。

その辺はお父さんとは全く対照的ですね。

智辯の教育の来年度大きく変わることは

高校から受け入れている編入の生徒さんのカリキュラムの変更です。

おそらく、はじめてではないでしょうか。このような変更は

1年で2年分を履修するというのは無理があるので、

2年で3年分をやり、3年になってから中等部に合流するそうです。

また文化クラブなら入っていいというふうに緩めるそうです。

これも時代の趨勢ですね。

今の生徒さんが昔と違って少しばかり軟弱になっているからかも

しれません。法制度的には18歳の選挙権や

少年犯罪の低年齢化によって法律の適用が

厳しくなっています。しかし急激な少子化によって

子供は揉まれていません、むしろ守られすぎです。

そういうこともあったようで、編入のカリキュラムを変更したようです。

智辯の生徒さんがどのように日々学習しているか、

どんな生徒さんがどのように学習に勤しんでいるか。

もっと智辯の先生はアピールしたほうが良いですね。

あまりにイメージが先行していて損をしているかもしれません。

桐蔭なんかもそうですが、カリキュラムや指導する先生も

大事ですが、結局生徒同士の刺激がいちばん影響があるようです。

子供たちどうしで良い影響があるのです。

 

今年の進学実績を見ると東大などへ進学する智辯性は

本当に少なくなりました。

これは近附の数字も同じです。

なんと今年和歌山全県から東大に進んだ生徒はたった

3人しかいないそうです。私学や公立のすべての生徒の中でです。

それだけ上位の生徒さんの絶対数が少なくなってきたのが原因でしょう。

遠方の大学より通える範囲の大学や医学部を選ぶ生徒

さんが増えたことにもよります。

今や和歌山県立医科大学と京大の理学部の偏差値が同じなのです。

特に女子にとっては医学部は魅力なのでしょうね。

男女差の出にくい仕事ですからね。

今年から授業料が上がったといっても

和歌山の私学ではもっとも学費が低いので、

学校の説明会や体験などにいくことをお薦めします。

 

 

 

 

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