YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

塾のお問い合せは→ 452-5555(ヨイコニオール5)まで
★Pc版にすると読みやすくなります↓最下部にボタン

学校で教えてくれない英語

2016年06月20日 | 英語教育

実は英語というのはツールにすぎないので、

皆さんが使っているスマホのラインを使えるのは当たり前でしょうが、

そのラインがどのようなシステムで動いているかということまでは

だれも知ろうとも思いませんし、また考えもしません。

ただ、英語を身につけるよというのはそのラインならラインというシステムを

自分の中に構築していくようなものです。それはそれは大変な労力が必要です。

毎日1,2時間の練習を数年間しないといけないのです。

ネイティブから英語で話しかけられて、それに対して、

自動的に英語で反応ができるというところまで

英語の運用能力 (これを英語では COMMAND OF ENGLISH)というのですが、

それを身につけないといけないのです。

英語というのはシステムで動いているので、

それを使えるようになるための長い期間練習が必要です。

それはまるで楽器を自由に操り、アドリブまでできるようになる

ようなものです。音楽と同じです。

残念ながら、学校英語はペイパーテストのためのものですから、

それを何年勉強しても一生英語が使えるようになりません。

また、殆どの日本人は間違った英語を聞かされても

まったくその間違いに気づくこともありません。

正しい英語感を身につけるには大量の英語をインプットする必要があります。

年齢としては小学校から、高校くらいまでが語学の習得のピークなので、

その時におもいきり勉強すれば、おそらくよほどの英語嫌いでない人ならば、

出来るようになってきます。これは楽器の習得とも似通っています。

ぼくは家にあった妹のオルガンを10歳位から、訳もわからず弾いていて、

高校からピアノを弾くようになったのですが、その頃外国語習得にも夢中になっていました。

また高2の時にはフランス語とロシア語に興味を持って独学していました。

ロシア語はあの独特の文字が好きになれず、直ぐにやめてしまいましたが、

フランス語はフランスの印象派が好きだったので、結構続けて勉強しました。

いまでもアルチュール・ランボーの詩はいくつかは

暗唱できます。

語学でボキャブラリーの習得は特に大切です。

とにかくこれといった単語集を全て覚えつくすこと。

これが大事です。

ただ、単語集もレベルが異なるものがいくつかあるので、

旧帝大を目指すなら、桐原なら絶対5500は必要です。

ところが、それを全部覚えても意外な単語をしりません。

例えば、 ISSUE という単語ですが、これは

受験単語だったら、問題 という単語として

よく出てきますが、一般には 「発行する」

という出版を意味する単語としてよく使われます。

ま、文脈で意味を考えれば直ぐわかりますが・・・。

中学単語で  は POND です。これはだれでも

知っていますが、意外と知らないのは 沼 です。

高校生でも  を しならない人は多いです。

SWAMP です。

教科書に沼がなかなか出てこないのです。

こういうちょっとした簡単な単語でも

何年も勉強しても使わないし、見たこともないのです。

学生たちは試験や宿題では英語に触れますが、

好き好んで英語の本を読む人が少ないです。

これが問題です。

今日はご紹介する単語集は学校では

あまり出てこないけれども、日常的には

よくつかう単語を集めた本です。

単語に関するコラムも読めるのでなかなか楽しいので、

高校生はぜひ手にとって読んでみてください。

英語好きになる入口になる本ですよ。

 

 

 

これを英語で言えますか? 学校で教えてくれない身近な英単語 (講談社インターナショナル)
クリエーター情報なし
講談社
この記事についてブログを書く
« イチロー選手から学べること | トップ | 夏講に何をすべきか 中学生... »
最新の画像もっと見る